Googleの記事一覧

    YouTube TVアドオンで4Kストリーミングやオフラインダウンロードが可能に

     ライブTVストリーミングサービスは、基本的な月額65ドルの価格に5.1サラウンドや優れたスポーツ検索も追加する。料金は月額20ドルだ。Cnetが報道した。  ケーブルテレビに取って代わるように設計されたGoogleのライブTVストリーミングサービスのYouTube TVは、月曜から4K Plusと呼ばれるアップグレードパッケージを追加できる。これは来たる2020年東京オリンピックやMLBオールスターゲームなどのライブスポーツを含むテレビ番組を、4KとHDRで配信するものだ。  基本的なYouTube TVサービスは月額65ドルで、4K Plusを追加すると月額85ドルとなる。ただし新規ユーザーは1カ月の無料トライアルと初年度の月額が10ドルに割り引かれるから、合計で75ドルだ。  このアドオンを使用すると、加入者はサービスのクラウドDVRから番組をダウンロードしてオフラインで視聴できる。自宅での無制限の同時ストリーミングも提供される。  今後数週間で一部のデバイスに展開されるサラウンドオーディオは、アドオンを購入しなくても利用できる。5.1チャンネルのドルビーオーディオだ。最もリクエストが多かった機能だという。  YouTube TVはYouTube本体とは別の米国内専用サービスだが、こうしたスポーツ観戦に特化した機能追加は今年のオリンピックと来年のW杯を見据えたものだろう。85以上のチャンネルは全米のほぼすべてをカバーするものと思われる。✒    

    グーグルは働く場所により給与を増減させる

     検索の巨人グーグルは、地域ごとに給与を決定すると述べている。サンフランシスコのような物価が高い都市を離れる場合、給与は減少する可能性がある。Cnetが報道した。  グーグルは従業員がオフィス変更をリクエストしたり、完全にリモートワーカーになることを申請するツールを公開した。新しい場所への異動をリクエストした場合、その報酬は地域のレートに合わせて調整されるという。  サンフランシスコやニューヨークで働く多くの従業員にとって、他地域への異動は給与の減少を意味する可能性がある。Work Location Toolと呼ばれる新しいソフトウェアでは、場所に応じた給与の変化に関する見積もりを表示する。  「私達の新しいハイブリッド職場では、多くの従業員がどこに住みどう働くかを考えている」とグーグルの広報担当者は説明した。減額に関する方針や、ボーナスなどへの影響については特に回答しなかった。  多くの企業がすでに1年以上リモートワークを続けていることから、その後にオフィスへ従業員を戻す場合の柔軟性が重要だ。Redditなど一部企業では、すでにサンフランシスコやニューヨークといった高い都市から異動した場合でも給与を変更しないと発表している。  給与の減少幅にもよるが、それだけに留まらないようならば多くの人が大都市での勤務継続を希望するように思える。生活費が比較的安い遠くの場所から本社に通勤する人はそれなりに多いはずだ。グーグルとしてはシリコンバレーの企業文化を守りたいのかもしれない✒

    グーグルはパンデミック後のリモートワークオプションを模索

     COVID-19のパンデミックが引き起こした"新しい世界秩序"は完全に有効であり、職場は丁寧に対応している。Gizmodoが報道した。  グーグルは火曜に新しいツールを発表した。このツールを使用すると、従業員が会社のどこで仕事をするか、どの支社に勤務するか、あるいは完全に離れた場所にいるかについての問い合わせを行なうことができる。  グーグルCEOのサンダーピチャイは、従業員の20%が恒久的にリモートで作業できるようにして、さらに20%の従業員がグーグルのオフィスで自由に作業できるようにする計画を発表してから、わずか1カ月後に新しいツールが導入された。  この計画では、残りの60%の従業員は週に数日オフィスキャンパスで作業し、残りの日数はリモートで作業することになる。こうしたハイブリッドな方法は他の多くの企業が健闘しているものと同じであり、従業員がオフィスにいることがいかに重要でないかを効果的に証明している。つまり公共交通機関との間で1日3時間汗を流さなくても済むし、もっと言えばパジャマで"勤務"できる。  グーグルの広報担当者は「新しいハイブリッドワークプレイスでは、より多くの従業員がどこで住みどのように働くかを検討している」と述べた。すべての従業員が新しい遠隔地への移動をリクエストできるツールとなっている。  こうした取り組みはシリコンバレーならではとも言える。例えばニューヨークのJPモルガンは9月までにオフィスに戻るように指示していて、真逆の動きを見せ始めている。自宅にいながらニューヨークと同じ給料は与えないということだ。グーグルの場合は給料がどのように変化するかも注目だ。✒    

    グーグル初の実店舗がニューヨークでオープン

     先週グーグルの最初の実店舗がニューヨークのChelsea地区にオープンした。実店舗はすでにアップル、マイクロソフト、アマゾンなどの同業他社が存在するが、これらはすべてマンハッタンに存在している。TechCrunchが報道した。  グーグルの大規模かつ高価なWest Sideでの不動産投資で、5,000m2の販売スペースが確保されている。この場所は以前は郵便局とスターバックスが入居していたが、リース期限が来たことにより敷地を空けることになった。  グーグルストアでは体験をしやすいように設計されていて、自社製だけでなくサードパーティ製もあるようだ。Pixelスマートフォン、Home、Stadia、Wear OS、Fitbitデバイスなどを入手できる。  「過去数年間、ポップアップを実際に使用して、グーグルで独自に提供できる物に対する顧客の期待を理解した」とVPのJason Rosenthalは述べた。2016年から2019年に学んだことを取り入れたという。  パンデミックの制限によりプレビューはバーチャルだったものの、当日には一般公開されることになった。ニューヨーク市が求める標準的な安全対策を実施する。数週間のパイロットの結果であり、50人ほどのスタッフがペースを調整し、最後の仕上げを行なった。これに先立ちグーグルはマウンテンビューの格納庫スペースで実物大の店舗モックアップを作成した。  17フィートの窓に並ぶ製品スクリーンとジオラマに加えて、同社は店をサンドボックスで埋めた。インテリアショップで見られるものと同じように、効果的に展示することができる。Stadiaをプレイするためのゲームエリアや、様々なHome、Nest製品をテストするための防音スポットもある。  アップルストアのように、顧客が壊れたPixelを持ち込んで修理してもらうことも可能だ。現場で修理できる数は増えていて、画面の破損などであれば当日中に完了するという。  グーグルの製品は多種多様な上、実際に手に取って試す機会がなく何があるのかを知らない人も多い。パンデミックでオンラインの生活に疲れた人が多いからこそ、逆に実店舗が必要とされているのかもしれない。✒

    グーグルはAndroid向けのFindMyネットワークを作る

     Google Playサービスアプリのベータ版では、グーグルが独自の「端末を探す」ネットワークに取り組んでいる可能性があることが明らかになった。Gizmodoが報道した。  アップルのAirTagのリリースにより、FindMy(端末を探す)ネットワークが置き忘れた紛失した持ち物を探すのにどれほど便利かを世界は見てきた。グーグルも明らかにこの機能に注目していて、Androidデバイス独自のバージョンのネットワークを作り上げるようだ。  XDA Developersは最近、Google Playサービスの最新ベータ版のAPKを分解し、グーグル独自のFindMyネットワークへの言及があることに気付いた。コードではnetwork titleと記述され、説明部分には「あなたの電話が他の人やデバイスを見つけるのを助けられるようにします」と書かれている。  グーグルはアップルのFindMyと同様の追跡ネットワークを構築できる可能性がある唯一の企業だ。アップルによれば10億以上のAppleデバイスがFindMyに接続されていて、AirTagが近くに来ると匿名でそのAirTagの所有者に場所を伝えるようになっている。  グーグルが同様のネットワークを構築する場合、Google Playサービスを利用できるとXDAは指摘する。グーグルはアプリの認証、連絡先の同期、ユーザープライバシー設定へのアクセス、高品質で低電力の位置情報サービスなどを提供している。  紛失したデバイスを探す方法をグーグルがまだ提供していないわけではない。PlayストアにはすでにGoogle Find My Deviceアプリが存在している。だがこのアプリはGoogleアカウントにログインしている端末や時計のみを検索できる。もし独自のFindMyネットワークを作成しているとすれば、アップルのそれと同様になるだろうとXDAは述べている。  仮にGoogle FindMyネットワークが形成されるとして、問題となるのは情報管理の方法だろう。アップルと異なりAndroidは中国企業の端末が多く存在する。またAirTagに該当するデバイスをどこが製造するかも重要だ。ハードウェアに弱いグーグルにとって大きな挑戦となりそうだ。✒

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    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    SpaceXのハロウィーン打ち上げが天候により延期される

     SpaceXはハロウィーンの日曜日に4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げる予定だったが、NASAとの協議の結果大西洋の気象条件が思わしくなかったことから今週水曜に延期されたようだ。  NASAの報道官は打ち上げが11月3日水曜日の午前1:10ETになったとツイッターで発表した。ケネディ宇宙センターで行なわれる予定だ。  今回打ち上げられる宇宙飛行士は軌道に入り、既に働いている7人のメンバーと合流して科学ミッションに従事することになる。SpaceXにとって4番目の有人ミッションであり、民間宇宙飛行全体では5番目だ。  SpaceXが今回使うドラゴン宇宙船は合計30回の打ち上げに使われ、最大7人の乗員を運ぶことができる。そのまま宇宙ステーションにまで到達できる最初の民間宇宙船となっている。