Googleの記事一覧

    グーグルが新機能を搭載したAndroid 12のベータ版をリリース

     Android 12のベータ版の新しいバージョンには、マイクとカメラのアクティビティインジケーター、改良されたWi-Fiコントロールなどが含まれる。Gizmodoが報道した。  グーグルは5月のGoogle I/Oで最初のAndroid 12のベータ版をリリースしたが、そのバージョンにはすべての新しいアップデートは含まれていなかった。今日グーグルはベータ版の第2バージョンをリリースした。  グーグルにとってプライバシーとセキュリティの優先度が高まる中で、新しいダッシュボードを含む多くの機能変更を計画している。アプリがどのような種類のデータを使用しているかを、よりよく確認できる方法をユーザーに提供することが目標だ。  ダッシュボードには過去24時間にマイク、カメラ、一情報にアクセスしたすべてのアプリが表示される。それだけでなく、特定のアプリが機密情報を表示しようとしたかどうかについての詳細を得ることもできる。  デバイスが何も録音していないことを確かめるために、Android 12のクイック設定メニューではマイクとカメラの切り替え機能が追加された。一度タップするだけでいずれかのコンポーネントを完全に無効にできる。アプリがクリップボードからデータを読み取ろうとするたびに警告をする通知サービスも加わる。  Androidがプライバシー機能向上に特化したのはさほど意外性はないものの、ベータ版でも普通にリリースする点は驚きだ。ユーザーにもテストに参加してもらうという試みはグーグルならではと言える。✒

    アップルとグーグルがデジタル自動車キーに全力で取り組む

     アップルはWWDCの基調講演で、iOS 15における自動車のデジタルキーのサポートを拡大したことを発表した。グーグルの最近のAndroidにおける発表と組み合わせると、デジタル自動車キーへの大規模な移行が今秋後半に始まることは明らかだ。  iOS 15のウォレットに新しいアップデートを導入し、iPhoneがUWB経由で近くの車に接続できるようにすることで、その取り組みを拡大した。Android 12でも特定の自動車のモデルにつして、UWBまたはNFCを介したデジタルキーに対応すると発表された。  現在NFCとUWBはデジタル自動車キーを実装するための主要な方法になる予定だが、どちらにも長所と短所がある。NFCの通信範囲はUWBよりもはるかに短いことから、ドアのロックを解除したり車を動かすにはすぐ近くにいる必要がある。NFCは低価格以外すべての携帯電話にすでに組み込まれているから、移行は比較的簡単だ。  一方UWBは100フィート以上の広い範囲に対応している。家の中から車を指導したり、暖房やエアコンをオンにすることができる可能性がある。欠点としては、UWBは新しいテクノロジーであることから少数のデバイスしか対応していない。携帯電話を新しく買い換える必要があるかもしれない。  iPhoneの場合、UWBに対応しているのはiPhone 11以降となる。残念ながらiPhone XS以前は運が悪い。  テスラを除き、現在デジタル自動車キーを主導しているのはBMWだ。すでにアップルやグーグルなどと提携して一部モデルをサポートしている。  デジタル自動車キーで便利になる反面、ひとたびスマートフォンを落としただけで大惨事になる可能性がある。最悪の場合自動車にも自宅にも入れなくなり、緊急時に立ち往生しなければならなくなる。当然バックアップとして物理的なキーもしくはカードのキーが提供されている。  こうしたデジタル自動車キーは当然iCloudと連携されるだろうから、スマートフォンを2台以上保有していれば問題ないと考えられる。物理的なキーのバックアップも重要だ。スマートフォンのバッテリーが切れる前に自動車に乗れるとは限らない。 Source: Gizmodohttps://gizmodo.com/apple-and-google-go-all-in-on-digital-car-keys-1847049565

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    テスラが中国のGanfengとリチウムバッテリー供給契約を結ぶ

     Ganfeng Lithium Coはテスラと契約を結び、2022年から24年まで水酸化リチウムバッテリー製品を供給すると月曜に明らかになった。  Ganfengは詳細を開示しなかったものの、実際の数量と価格についてテスラからの発注書に言及した。この契約はテスラとの長期的で安定した協力を強化するために有益であるとも述べた。

    テスラはまだHertzとの契約書に署名していないとイーロンマスク氏が明らかに

     レンタカー企業のHertzが大規模な取引について発表してから1週間が経過したが、テスラCEOのイーロンマスク氏はまだ契約を結んでいないと表明した。これによりテスラ(TSLA)の株価や5%急落して1,146ドルになった。  マスク氏は月曜遅くに「Hertzに基づいた情報だとすれば、まだ契約が結ばれていないことを強調したい」とツイートし慎重な姿勢を見せた。  ただし「Hertzとの取引は我々の経済には影響を与えない」とも付け加えた。  テスラとHertzは双方ともコメントには応じなかった。  HertzのCEOであるMark Fieldsは先週、注文に含まれるのは多くがモデル3だと明らかにしていた。モデル3の価格が44,000ドルから始まると考えれば、注文全体の価値は約44億ドルとなる。

    アップルがiPhone 13の生産を優先しiPadを後回しにする

     アップルはiPadの生産量を減らすことを決めた。日経アジアが明らかにした。世界的なサプライチェーンの停滞を受け、iPhone 13の販売に支障が出ないようにリソースとコンポーネントを優先的に割り当てることにした。  だがiPadの需要はパンデミックにより増加している。昨年は6.7%増の5,320万台のデバイスが販売され、世界のタブレット市場の3分の1を占めた。  iPhone 13シリーズはiPad miniと共通のチップセットのA15 Bionicが搭載されている。今回の減産により四半期のiPadの収益に影響が出る可能性をアップルは認識しているようだ。  アナリストはアップルの決定にさほど驚いていない。iPhoneが優先されるのは当然だとCounterpoint Researchの技術アナリストBrady Wangは話す。アップルのスマートフォン販売数は年間2億台以上であり、アップルのエコシステムの中心軸となっている象徴的な製品だからだ。

    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    SpaceXのハロウィーン打ち上げが天候により延期される

     SpaceXはハロウィーンの日曜日に4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げる予定だったが、NASAとの協議の結果大西洋の気象条件が思わしくなかったことから今週水曜に延期されたようだ。  NASAの報道官は打ち上げが11月3日水曜日の午前1:10ETになったとツイッターで発表した。ケネディ宇宙センターで行なわれる予定だ。  今回打ち上げられる宇宙飛行士は軌道に入り、既に働いている7人のメンバーと合流して科学ミッションに従事することになる。SpaceXにとって4番目の有人ミッションであり、民間宇宙飛行全体では5番目だ。  SpaceXが今回使うドラゴン宇宙船は合計30回の打ち上げに使われ、最大7人の乗員を運ぶことができる。そのまま宇宙ステーションにまで到達できる最初の民間宇宙船となっている。