Gizmodoの記事一覧

    テスラが中国で30万台リコールに追い込まれる

     クルーズコントロールの安全性の問題により、中国の規制当局は予期しない加速を引き起こす可能性があるとしている。Gizmodoが報道した。  中国当局は顧客データの取り扱いを精査し、中国の顧客の苦情は無視されているとして抗議している。Wall Street JournalやReutersの報道によれば、上海のテスラ工場で製造された249,855台のモデル3セダンとモデルYコンパクトクロスオーバー車、および35,665台の輸入モデル3が含まれるという。  テスラ車のリコールは、中国で製造された分としては初めてとなる。無料で提供されているアクティブクルーズコントロールのソフトウェアアップデートを使用し、オンラインで完了することができるという。  テスラは中国版Twitterに相当するWeiboで「すべての所有者に謝罪する」と述べた。  中国当局の抗議があった影響かは分からないが、この大規模リコールは回復の途上にあったテスラへの大打撃となるはずだ。6月の販売台数増加にも急ブレーキがかかる形となる。✒

    Windows 11ではAndroidアプリを使用可能に

     Windows 11でAndroidアプリがサイドローディング機能を介して動作するようだ。AmazonのApp Storeで承認されたアプリに制限されずに済むという。Gizmodoが報道した。  Windows 11の最初の発表では、AndroidアプリがAmazonのApp Storeの外でも利用できるかどうかは分からなかった。著名な開発者でマイクロソフトの上級EngineerのMiguel De LcazaはYesと答えた。Windows上でAndroidを動かすプロジェクトに従事しているという。  だがサイドローディング機能はWindows 11でGoogleのAndroidアプリにアクセスできることを意味しない。特定のGoogleアプリをインストールするには、GoogleサービスのAPIが必要となるそうだ。例えばTwitterなどは特定のデバイス固有の権限に依存していることから、うまく動作しない可能性があるという。  Windows 11のAndroidアプリは、Mac...

    iPhone 14ではTouch IDが再び搭載される

     COVID-19のパンデミックでFace IDは使いにくくなってしまったことから、指紋センサーの復帰が見込まれている。Gizmodoが報道した。  今年9月に発売されるiPhone 13のラインナップはまだ見えてこないが、2022年のiPhone 14に何が搭載されるのかのヒントはある。画面内に指紋センサーを搭載する形でTouch IDを復活させるつもりのようだ。  MacRumorsによれば、Kuoは2022年のiPhoneは2つの異なる画面サイズ(6.1インチ、6.7インチ)ごとに2つの異なるモデルが利用可能であり、Proバージョンと手ごろなノーマルバージョンだと述べている。ノーマルの6.7インチiPhoneは900ドル未満と予想されている。  コスト面を考えると、画面指紋センサーはProでのみ搭載される可能性があるという。安価なiPhoneを求める人にとっては残念なことかもしれない。Face IDの不便さをパンデミック中に体験した多くの人にとって、指紋でiPhoneのロックを簡単に解除できると便利だと言われている。  iPhone 14では新しい48MP広角レンズのカメラも搭載されるようだ。またiPhone 12 miniのような小さいサイズがリリースされない可能性も示唆している。2020年のiPhone 12 miniは販売不振だった。その代わりに5G通信に対応した新しいiPhone SEが出る可能性はあるという。  マスクをしたままでもFace IDが利用できる機能も開発されていたはずだが、ひとまずはTouch IDの復活という形で乗り切るようだ。パンデミックが完全に収束するまでには、さらに長い時間がかかると見込まれている。✒

    マイクロソフトが2兆ドルの市場価値に達した2番目の企業になる

     アップルとマイクロソフトは、現在2兆ドル超の時価総額となった唯一の2社だ。Gizmodoが報道した。  火曜日にニューヨーク株式市場でマイクロソフトの株価が1.2%上昇した後、時価総額が一瞬だけ2兆ドルを超えた。終値ではわずかに下回ってしまったが、この評価は2020年にマイルストーンを達成したアップルに次ぐものだ。米国以外では2019年12月にサウジアラムコが2兆ドルを達成している。  マイクロソフトはここ数カ月、クラウドコンピューティングとソフトウェアでの優位性を主張し続けている。先週CEOのSatya Nadellaは会議ソフトウェアのラインナップを強化し、クラウドベースのアプリケーションを最新化した。COVID-19のパンデミックでオフィスが閉鎖されたからだ。 Clear Bridge InvestmentsのシニアリサーチアナリストであるHilary Frischは、マイクロソフトの最近の成功はゲーム、クラウド、自動化、分析、AIにあると述べた。「テクノロジーの中でも魅力的に評価されている部分であり、経済再開とクラウドへのシフトの両方から恩恵を受ける」  米国のIT巨人はGAFAMと呼ばれて久しいが、アップルの次がグーグルやアマゾンではなくマイクロソフトだったというのは意外な気もする。マイクロソフトはアップルと共にダウ平均株価に採用されているから、資金が入りやすかったのかもしれない。✒

    グーグルはパンデミック後のリモートワークオプションを模索

     COVID-19のパンデミックが引き起こした"新しい世界秩序"は完全に有効であり、職場は丁寧に対応している。Gizmodoが報道した。  グーグルは火曜に新しいツールを発表した。このツールを使用すると、従業員が会社のどこで仕事をするか、どの支社に勤務するか、あるいは完全に離れた場所にいるかについての問い合わせを行なうことができる。  グーグルCEOのサンダーピチャイは、従業員の20%が恒久的にリモートで作業できるようにして、さらに20%の従業員がグーグルのオフィスで自由に作業できるようにする計画を発表してから、わずか1カ月後に新しいツールが導入された。  この計画では、残りの60%の従業員は週に数日オフィスキャンパスで作業し、残りの日数はリモートで作業することになる。こうしたハイブリッドな方法は他の多くの企業が健闘しているものと同じであり、従業員がオフィスにいることがいかに重要でないかを効果的に証明している。つまり公共交通機関との間で1日3時間汗を流さなくても済むし、もっと言えばパジャマで"勤務"できる。  グーグルの広報担当者は「新しいハイブリッドワークプレイスでは、より多くの従業員がどこで住みどのように働くかを検討している」と述べた。すべての従業員が新しい遠隔地への移動をリクエストできるツールとなっている。  こうした取り組みはシリコンバレーならではとも言える。例えばニューヨークのJPモルガンは9月までにオフィスに戻るように指示していて、真逆の動きを見せ始めている。自宅にいながらニューヨークと同じ給料は与えないということだ。グーグルの場合は給料がどのように変化するかも注目だ。✒    

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    テスラが中国のGanfengとリチウムバッテリー供給契約を結ぶ

     Ganfeng Lithium Coはテスラと契約を結び、2022年から24年まで水酸化リチウムバッテリー製品を供給すると月曜に明らかになった。  Ganfengは詳細を開示しなかったものの、実際の数量と価格についてテスラからの発注書に言及した。この契約はテスラとの長期的で安定した協力を強化するために有益であるとも述べた。

    テスラはまだHertzとの契約書に署名していないとイーロンマスク氏が明らかに

     レンタカー企業のHertzが大規模な取引について発表してから1週間が経過したが、テスラCEOのイーロンマスク氏はまだ契約を結んでいないと表明した。これによりテスラ(TSLA)の株価や5%急落して1,146ドルになった。  マスク氏は月曜遅くに「Hertzに基づいた情報だとすれば、まだ契約が結ばれていないことを強調したい」とツイートし慎重な姿勢を見せた。  ただし「Hertzとの取引は我々の経済には影響を与えない」とも付け加えた。  テスラとHertzは双方ともコメントには応じなかった。  HertzのCEOであるMark Fieldsは先週、注文に含まれるのは多くがモデル3だと明らかにしていた。モデル3の価格が44,000ドルから始まると考えれば、注文全体の価値は約44億ドルとなる。

    アップルがiPhone 13の生産を優先しiPadを後回しにする

     アップルはiPadの生産量を減らすことを決めた。日経アジアが明らかにした。世界的なサプライチェーンの停滞を受け、iPhone 13の販売に支障が出ないようにリソースとコンポーネントを優先的に割り当てることにした。  だがiPadの需要はパンデミックにより増加している。昨年は6.7%増の5,320万台のデバイスが販売され、世界のタブレット市場の3分の1を占めた。  iPhone 13シリーズはiPad miniと共通のチップセットのA15 Bionicが搭載されている。今回の減産により四半期のiPadの収益に影響が出る可能性をアップルは認識しているようだ。  アナリストはアップルの決定にさほど驚いていない。iPhoneが優先されるのは当然だとCounterpoint Researchの技術アナリストBrady Wangは話す。アップルのスマートフォン販売数は年間2億台以上であり、アップルのエコシステムの中心軸となっている象徴的な製品だからだ。

    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    SpaceXのハロウィーン打ち上げが天候により延期される

     SpaceXはハロウィーンの日曜日に4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げる予定だったが、NASAとの協議の結果大西洋の気象条件が思わしくなかったことから今週水曜に延期されたようだ。  NASAの報道官は打ち上げが11月3日水曜日の午前1:10ETになったとツイッターで発表した。ケネディ宇宙センターで行なわれる予定だ。  今回打ち上げられる宇宙飛行士は軌道に入り、既に働いている7人のメンバーと合流して科学ミッションに従事することになる。SpaceXにとって4番目の有人ミッションであり、民間宇宙飛行全体では5番目だ。  SpaceXが今回使うドラゴン宇宙船は合計30回の打ち上げに使われ、最大7人の乗員を運ぶことができる。そのまま宇宙ステーションにまで到達できる最初の民間宇宙船となっている。