Gizmodoの記事一覧

    Mac OSのアップデートでiPhoneとの統合がシームレスになる

     ほとんどの人がMac OSのアップデートを遅らせるが、Mac OS 12(Monterey)はiOS 15と連していることから、iPhoneと同時に更新するのは理にかなっているという。Gizmodoが報道した。  Mac OS Montereyの機能はiPhoneから移行されることになる。アップルの画面アイコンカスタマイズ自動化アプリは、2018年にiPhoneでリリースされた後Macにも登場した。FaceTimeは映像の視聴、画面共有のためのSharePlayで大幅にアップグレードされる。Safariの外観も新しくなった。  Mac OS Montereyは誰でも試せるパブリックベータ版として利用できるようになった。M1 iMacで使用しているが、安定性に問題はないとGizmodoは述べる。念のためバックアップを取り、普段使わないデバイスで試すことが推奨される。互換性のあるMacは2015年初頭以降のMacBook AirやMacBook Pro、2015年後半以降のiMac、2017年以降のiMac Proなどだ。  iOS 15との連携性がアピール材料とのことだが、現段階ではMac OS...

    iOS 15はiPhone中毒を治療できるかもしれない

     アップルは"敵対的"なScreen Timeのレポートよりも、効果的にiPhoneの仕様を抑制するための便利な機能を提供するようだ。Gizmodoが報道した。  iOS 14が外観を完全に制御できる視覚的なオーバーホールであったとすれば、iOS 15はiPhoneの動作までもを完全に制御できるロジスティックなオーバーホールだ。iPhoneの使用方法が完全に変わるだろうとされている。  我々の多くは電話に圧倒されている。絶え間ない音やアラート、赤いバッジは他の重要なことから目をそらさせてしまうかもしれない。それによりiPhoneで費やす時間に人々が不満を持っていることをアップルは知っている。  iOS 15ベータ版は現在インストール可能で、新しい機能を使ってiPhoneの使用時間を削減したい人にとっては向いている。フォーカスや通知の概要といったあらゆる部分をカスタマイズできることは、間違いなく喜びに繋がるだろう。まだベータ版であることから、普段使っている大事なデバイスにインストールをしないことをお勧めする、とGizmodoは述べる。  新しいiOSでは通知機能を細かく設定可能だ。例えば時間ごとに通知を受け取る機能がそれだ。午前7時15分、午後12時、午後5時45分といった形で定期的に通知のサマリーを受信できる。通知の優先度も設定できる。例えばニュース速報とSlackのアプリは優先したいが、PostmatesやUber Eatsのアプリはすぐに必要としないといった場合だ。例え魅力的な割引コードがあったとしても、だ。  特定のアプリ通知のみを許可するフォーカス機能も追加される。例えば"仕事"フォーカスプロファイルはSlack、Gmail、Airtableなど一部のアプリのみを通知し、特定のグループからのメッセージのみを許可する。それ以外の人達がもしメッセージを送ろうとしても"I'm busy"という自動返答があるだけだ。"休暇"プロファイルも作れる。これは逆に仕事用のSlackやGmailなどのアプリからの通知をオフにするものだ。もし通知があれば、休暇中だろうと絶対に確認してしまうからだ。  仕事中にプライベートな通知が入り、集中力が阻害されてしまうケースは後を絶たない。逆に休暇中に思わぬ緊急メールを受け取って、その場で仕事を開始するような場合もある。iPhoneを"嫌いにならない"ようにするアップルの新たなアプローチと言えそうだ。✒  

    Instagramは映像投稿アプリになる

     Instagramはもはや正方形の写真を共有するだけのアプリではなくなった。Gizmodoが報道した。  Instagramは映像を全面的に受け入れる準備を進めていると、プラットフォーム責任者のAdam Mosseriが発表した。TikTokとYouTubeがインフルエンサー主導の映像コンテンツで爆発的な成功を収めていることから、Instagramの真剣な競争相手として浮上している。  「フルスクリーン、没入型、娯楽性、モバイルファーストのビデオなど、より広い種類の映像を受け入れる予定だ」とMosseriは述べた。「今後数カ月の間に様々な実験をの様子を目にするだろう」  Instagramは2020年8月、短い形式のビデオ機能Reelsをリリースした。これによりInstagramユーザーはTikTokで起きていることと同様のオーディオをオーバーレイして映像を作成できるという。  競合として写真アプリではなく映像アプリのYouTubeとTikTokを挙げたInstagramだが、今後のインターネットが映像中心になっていくことを示している。現段階でも映像はアップロードできるだけに、どういった革新的な機能変化があるかに注目が集まる。✒  

    アマゾンがAlexaの子供向け読書支援機能を発表する

     Alexaの子供向け読書支援機能のReading Sidekickが発表された。これで不在の場合にも子供に教育をすることができる。Gizmodoが報道した。  アマゾンは今や子供を含む家族全員を顧客にしようとしている。スマートディスプレイやFireタブレットでゲームや宿題の手助けをしてくれる。今回は発表されたReading Sidekickは「読書をもっと楽しくする」というコンセプトを元に設計されたという。  これは文章の読解と発音の支援が必要な6~9歳に向けた機能で、物理的な本とデジタルブックの両方で使えるようになるそうだ。Amazon Primeなしで月額5ドル、アクティブなサブスクリプションでは3ドルかかる。開始時には700冊以上の本が用意されていて、Hair Like Mineのような最近の本からChica Chica Boom Boomのような長年親しまれた本まで含まれるようだ。  子供が"Alexa,...

    テスラや他の企業は自動運転の事故を連邦政府に報告する必要がある

     連邦政府が決めた新しいルールは、すべての先進的な運転支援システムあるいは自動運転システムに適用される。Gizmodoが報道した。  国土交通安全局(NHTSA)は、すべての自動車メーカーが運転支援システムや自動運転システムに関する重大な事故を報告しなければならないと発表した。レベル2からレベル5までのすべてに適用されると述べた。  レベル0は自動化が全くなく、レベル1は運転支援機能がいくつか含まれているものが該当する。レベル2からは加速やステアリングなどの自動機能が加わる。新しい規則では、自動車メーカーはその事故を把握してから1日以内に連邦政府に報告しなければならない。  これにはテスラだけでなく、アルファベットが所有するWaymo、Aurora、あるいはトヨタなど主要メーカーが開発中の先進運転支援技術ほぼすべてが対象となるようだ。  連邦政府としては、自動運転システムが安全な物であると保証したい意向があるのかもしれない。すべてのインシデントの事例を把握することは、自動車メーカーにとっても前向きな話となるはずだ。✒

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    アップルがiPhone 13の生産を優先しiPadを後回しにする

     アップルはiPadの生産量を減らすことを決めた。日経アジアが明らかにした。世界的なサプライチェーンの停滞を受け、iPhone 13の販売に支障が出ないようにリソースとコンポーネントを優先的に割り当てることにした。  だがiPadの需要はパンデミックにより増加している。昨年は6.7%増の5,320万台のデバイスが販売され、世界のタブレット市場の3分の1を占めた。  iPhone 13シリーズはiPad miniと共通のチップセットのA15 Bionicが搭載されている。今回の減産により四半期のiPadの収益に影響が出る可能性をアップルは認識しているようだ。  アナリストはアップルの決定にさほど驚いていない。iPhoneが優先されるのは当然だとCounterpoint Researchの技術アナリストBrady Wangは話す。アップルのスマートフォン販売数は年間2億台以上であり、アップルのエコシステムの中心軸となっている象徴的な製品だからだ。

    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    SpaceXのハロウィーン打ち上げが天候により延期される

     SpaceXはハロウィーンの日曜日に4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げる予定だったが、NASAとの協議の結果大西洋の気象条件が思わしくなかったことから今週水曜に延期されたようだ。  NASAの報道官は打ち上げが11月3日水曜日の午前1:10ETになったとツイッターで発表した。ケネディ宇宙センターで行なわれる予定だ。  今回打ち上げられる宇宙飛行士は軌道に入り、既に働いている7人のメンバーと合流して科学ミッションに従事することになる。SpaceXにとって4番目の有人ミッションであり、民間宇宙飛行全体では5番目だ。  SpaceXが今回使うドラゴン宇宙船は合計30回の打ち上げに使われ、最大7人の乗員を運ぶことができる。そのまま宇宙ステーションにまで到達できる最初の民間宇宙船となっている。