Gizmodoの記事一覧

    アマゾンは睡眠の追跡を始める

     アマゾンがレーダーで人々の睡眠を追跡するための許可を連邦通信委員会から取得した。Gizmodoが報道した。  アマゾンはイノベーションに可能な限り多くの投資を振り向けている。Bloombergは、Eコマースの巨人が無認可レーダー装置を開発および配備する動きを察知した。アマゾンによるとこれらのデバイスは高周波電波を発し、近くの人の動きをマッピングすることができる。  「3次元空間で動きをキャプチャすることで、レーダーセンサーはタッチレスデバイスを制御できる。その結果ユーザーは簡単なジェスチャーでデバイスを操作することもできる」とアマゾンは述べた。  アマゾンの機能は音声機能を使えない聴覚障害者や言語障害者、または高齢者にとって天の恵みとなる可能性がある。うなずきや手の動きでアラームを設定したり、テレビの電源を切ったりすることができる。  非接触型の睡眠追跡も注目を集める。ユーザーの睡眠の質を動きのパターンにより推定できるとアマゾンは明らかにした。手首ではなくベッドサイドや枕元から睡眠中の動きを監視することになる。「多くの米国人に健康上のメリットをもたらすだろう」  一見便利そうな機能だが、その一方でプライバシーの問題や睡眠測定の正確さも気になる部分だ。新しいバージョンのEchoに搭載される可能性もあるという。一家に1台置いて、使った場合と使わなかった場合で比較してみるのがいいだろう。✒

    アップルのApple TVリモコンにAirTagを取り付ける方法が見つかる

     このリモコンケースはアップルが製造するべきだったかもしれない。Gizmodoが報道した。  残念なことに、アップルが4月に発表した新しいApple TVのリモコンにはAirTagが搭載されていない。よってリモコンをなくした場合、AirTagの利便性を享受することができなかった。同じ4月にAirTagが発表されたにも関わらず、だ。  Elagoのリモコンケースでは、カーブ状の背中の部分にAirTagを収納してApple TVのリモコンと組み合わせることができる。これによりApple TVのリモコンを紛失した場合でもAirTagで探し出すことができる。保護ケースの役目も果たしてくれる。AirTagと合わせると15ドル+29ドルで44ドル近くになるが、Apple TVのリモコン紛失が保証対象になっていないことを踏まえれば検討の価値はあるだろう。  Elagoは他にもiPhone関連の役立つグッズを多く販売していて、非常に役立つ物が多いと感じた。該当の製品をAmazonで見つけられなかったが、いずれ日本でも販売されるだろう。✒  

    クアルコムが独自のスマートフォンを発表

     クアルコムはすべてのAndroidスマートフォンに搭載されているチップを製造しているが、今回ASUSの助けを借りて独自のスマートフォンを発表した。Gizmodoが報道した。  クアルコムの最初の端末はiPhoneやAndroidのライバルではななく、クアルコムの技術的なショーケースとして設計されている。クアルコムは世界中に160万人のSnapdragon Insiderがいると主張している。  クアルコムはコンシューマー向けのスマートフォンを製造していないことから、実際にはASUSによって組み立てられ販売サポートされる。本体にはSnapdragonのバッジが散りばめられているようだ。  本体価格は1,500ドルと高いものの、Snapdragon 888プロセッサ(最新版の888+ではない)と144Hzのリフレッシュレート、16GBのRAM、512GBのストレージ、4,000mAhのバッテリー、AMOLEDのディスプレイが付属する。前面に24MPのセルフィーカメラ、背面に3つのカメラを搭載している。  1,500ドルにしてはさほど高機能ではないということで、購入者にはUSBケーブルやワイヤレスイヤホンなどの付属品を無料で進呈するようだ。クアルコム自体さほど有名な企業ではないだけに、なぜこのタイミングでスマートフォン製造を委託し始めたのかは非常に興味深い。✒

    Airbnbはパンデミック中のパーティ予約をブロックする

     Airbnbはパンデミック中の取り締まりの一環として、米国の15都市で15,000を超える予約をブロックした。Gizmodoが報道した。  Airbnbはレンタルでのパーティをやめるように強く主張し、米国全体で疑わしいと思われる予約をキャンセルし続けている。その数はDallasで7,000件、San Diegoで6,000件、Charlotteで5,100件、St. Louisで3,500件、Columbusで3,000件、New Orleansで2,700件発生したとAirbnbのコミュニケーション責任者Ben Breitは述べる。  Breitは会社がキャンセルのターゲットにしている顧客に焦点を合わせていることを示唆したが、細かくは話さなかった。多くの顧客がAirbnbのアプリを削除するかもしれない。  「25歳未満で、肯定的なレビューの履歴がない場合、ユーザーが住んでいる場所のリスト全体を予約することを許可しない」とBreitは付け加えた。  今のところ、同社の取り組みは成功を収めているという。去年のハロウィーンや年末などの主要な休日が特に静かだったと報告されている。CDCがパンデミックの収束に伴い予防措置を緩和しているが、Airbnbは引き続きブロックを実施するつもりのようだ。  こうした取り組みはパンデミック後も実施されるというが、15,000もの予約をキャンセルしたとなると売上は一時的に減少してしまうだろう。質のいい顧客を確保することが長期的なビジネスに繋がるのかもしれない。✒

    アップルの昔懐かしいMac OSのウィジェットを再現したサイト

     開発者のZane Kleinbergは、アップルのクラシックなダッシュボードウィジェットを完全に再現するWebサイトを発表した。Gizmodoが報道した。  アップルは2019年にそのウィジェットを完全になくしてしまったが、開発者のKleinbergはそのウィジェットが完全にHTML、CSS、およびJavaScriptで作成されていることを知ったという。そのウェブサイト(https://zzanehip.github.io/Dashboard/)では、世界の時計、電卓、スライディングパズル、メモパッド、単位変換機の5つが用意されている。  このWebサイトはデスクトップとモバイルの両方でアクセスできるが、最高の体験を得るためにはデスクトップを勧めたい。Kleinbergによれば、そのプロジェクトはまだ完了していないという。  「人々に懐かしさを感じさせるソフトウェアを復活させることは、美しいことだ。私は毎日これらのウィジェットを見て育った」  実際に使ってみると、本当にウィジェットと同じような見た目や動作をすることに驚かされる。OSは一度更新すると巻き戻せないからこそ、こうした取り組みは世界中から歓迎されるだろう。✒

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    テスラが中国のGanfengとリチウムバッテリー供給契約を結ぶ

     Ganfeng Lithium Coはテスラと契約を結び、2022年から24年まで水酸化リチウムバッテリー製品を供給すると月曜に明らかになった。  Ganfengは詳細を開示しなかったものの、実際の数量と価格についてテスラからの発注書に言及した。この契約はテスラとの長期的で安定した協力を強化するために有益であるとも述べた。

    テスラはまだHertzとの契約書に署名していないとイーロンマスク氏が明らかに

     レンタカー企業のHertzが大規模な取引について発表してから1週間が経過したが、テスラCEOのイーロンマスク氏はまだ契約を結んでいないと表明した。これによりテスラ(TSLA)の株価や5%急落して1,146ドルになった。  マスク氏は月曜遅くに「Hertzに基づいた情報だとすれば、まだ契約が結ばれていないことを強調したい」とツイートし慎重な姿勢を見せた。  ただし「Hertzとの取引は我々の経済には影響を与えない」とも付け加えた。  テスラとHertzは双方ともコメントには応じなかった。  HertzのCEOであるMark Fieldsは先週、注文に含まれるのは多くがモデル3だと明らかにしていた。モデル3の価格が44,000ドルから始まると考えれば、注文全体の価値は約44億ドルとなる。

    アップルがiPhone 13の生産を優先しiPadを後回しにする

     アップルはiPadの生産量を減らすことを決めた。日経アジアが明らかにした。世界的なサプライチェーンの停滞を受け、iPhone 13の販売に支障が出ないようにリソースとコンポーネントを優先的に割り当てることにした。  だがiPadの需要はパンデミックにより増加している。昨年は6.7%増の5,320万台のデバイスが販売され、世界のタブレット市場の3分の1を占めた。  iPhone 13シリーズはiPad miniと共通のチップセットのA15 Bionicが搭載されている。今回の減産により四半期のiPadの収益に影響が出る可能性をアップルは認識しているようだ。  アナリストはアップルの決定にさほど驚いていない。iPhoneが優先されるのは当然だとCounterpoint Researchの技術アナリストBrady Wangは話す。アップルのスマートフォン販売数は年間2億台以上であり、アップルのエコシステムの中心軸となっている象徴的な製品だからだ。

    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    SpaceXのハロウィーン打ち上げが天候により延期される

     SpaceXはハロウィーンの日曜日に4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げる予定だったが、NASAとの協議の結果大西洋の気象条件が思わしくなかったことから今週水曜に延期されたようだ。  NASAの報道官は打ち上げが11月3日水曜日の午前1:10ETになったとツイッターで発表した。ケネディ宇宙センターで行なわれる予定だ。  今回打ち上げられる宇宙飛行士は軌道に入り、既に働いている7人のメンバーと合流して科学ミッションに従事することになる。SpaceXにとって4番目の有人ミッションであり、民間宇宙飛行全体では5番目だ。  SpaceXが今回使うドラゴン宇宙船は合計30回の打ち上げに使われ、最大7人の乗員を運ぶことができる。そのまま宇宙ステーションにまで到達できる最初の民間宇宙船となっている。