アマゾンがレーダーで人々の睡眠を追跡するための許可を連邦通信委員会から取得した。Gizmodoが報道した。
アマゾンはイノベーションに可能な限り多くの投資を振り向けている。Bloombergは、Eコマースの巨人が無認可レーダー装置を開発および配備する動きを察知した。アマゾンによるとこれらのデバイスは高周波電波を発し、近くの人の動きをマッピングすることができる。
「3次元空間で動きをキャプチャすることで、レーダーセンサーはタッチレスデバイスを制御できる。その結果ユーザーは簡単なジェスチャーでデバイスを操作することもできる」とアマゾンは述べた。
アマゾンの機能は音声機能を使えない聴覚障害者や言語障害者、または高齢者にとって天の恵みとなる可能性がある。うなずきや手の動きでアラームを設定したり、テレビの電源を切ったりすることができる。
非接触型の睡眠追跡も注目を集める。ユーザーの睡眠の質を動きのパターンにより推定できるとアマゾンは明らかにした。手首ではなくベッドサイドや枕元から睡眠中の動きを監視することになる。「多くの米国人に健康上のメリットをもたらすだろう」
一見便利そうな機能だが、その一方でプライバシーの問題や睡眠測定の正確さも気になる部分だ。新しいバージョンのEchoに搭載される可能性もあるという。一家に1台置いて、使った場合と使わなかった場合で比較してみるのがいいだろう。✒
