アップルとマイクロソフトは、現在2兆ドル超の時価総額となった唯一の2社だ。Gizmodoが報道した。
火曜日にニューヨーク株式市場でマイクロソフトの株価が1.2%上昇した後、時価総額が一瞬だけ2兆ドルを超えた。終値ではわずかに下回ってしまったが、この評価は2020年にマイルストーンを達成したアップルに次ぐものだ。米国以外では2019年12月にサウジアラムコが2兆ドルを達成している。
マイクロソフトはここ数カ月、クラウドコンピューティングとソフトウェアでの優位性を主張し続けている。先週CEOのSatya Nadellaは会議ソフトウェアのラインナップを強化し、クラウドベースのアプリケーションを最新化した。COVID-19のパンデミックでオフィスが閉鎖されたからだ。
Clear Bridge InvestmentsのシニアリサーチアナリストであるHilary Frischは、マイクロソフトの最近の成功はゲーム、クラウド、自動化、分析、AIにあると述べた。「テクノロジーの中でも魅力的に評価されている部分であり、経済再開とクラウドへのシフトの両方から恩恵を受ける」
米国のIT巨人はGAFAMと呼ばれて久しいが、アップルの次がグーグルやアマゾンではなくマイクロソフトだったというのは意外な気もする。マイクロソフトはアップルと共にダウ平均株価に採用されているから、資金が入りやすかったのかもしれない。✒
