Gizmodoの記事一覧

    ツイッターのスーパーフォロー機能が発表される

     ツイッターのフォロワーからお金を稼ぎたいと思ったことがあるなら、これがチャンスかもしれない。Gizmodoが報道した。  Verificationの機能はもはや使われなくなった。ツイッターは長期ビジョンの一環として、長い間噂になっていたTicketed SpacesおよびSuper Followsの機能展開を開始すると発表した。  2つのプログラムは、クリエイターをより多くの投稿と多くのイベントホスティングに引き込むためのツイッターの最初の試みだ。両方のアプリケーションは現在、一部の基準を満たすセレブのアカウントに公開されている。  スーパーフォロープログラムに参加するには、18歳以上で米国に居住するフォロワーが1万人以上のツイッターユーザーである必要がある。加えて過去30日以内に25回以上ツイートしていることも条件となるようだ。Ticketed Spacesプログラムの場合は、18歳以上で確認済みのメールアドレスを持ち、1,000人以上のフォロワーが必要だ。過去30日間にTwitter Spacesを使用して3つのコンボをホストしていることも条件で、かつ規約に違反していないことが求められる。  どちらの機能も、"Monetization(現金化)"という新しいタブの中で開かれる。ツイッターは、クリエイターがファンに提供できるサブスクリプション価格を月額2.99ドル、4.99ドル、9.99ドルの3つを用意する。スーパーフォロワーとなった場合は、ツイートに返信する際にスーパーフォロワーのバッジが明示される。  まずは米国からプログラム開始ということで、ここで多くの需要が見込まれると判断されれば順次英語圏、その他先進国へと展開されていくだろう。日本で使えるようになるのは、少なくとも半年以上先になると思われる。✒

    iPhoneをWi-Fiに接続するだけで壊れるバグが発生

     "%p%s%s%s%s%n"という奇妙な文字列のWi-Fiネットワークに接続するとバグが発生し、iPhoneのWi-Fi機能が壊れるようだ。だが適切な手順を踏めば修正することは可能だ。Gizmodoが報道した。  このバグはセキュリティ研究者のCarlSchouによって発見された。このバグはiPhoneだけでなくiPadやAirDropなどのサービスにも影響するという。SSIDを変更した後でも、Wi-Fiに接続できなくなるそうだ。Androidのスマートフォンは特に問題ないらしい。 https://twitter.com/vm_call/status/1405937492642123782  修正方法は簡単だ。9to5Macによれば、すべてのネットワーク設定をリセットするだけでいいという。「設定」>「一般」>「リセット」>「ネットワーク設定のリセット」に移動して実行する。これをするとiPhoneに保存されているWi-Fiネットワークがすべて消去され、"呪われた"ネットワーク名も消去されるとGizmodoは述べた。  バグの理由はパーセント記号の後に文字列が続くと、プログラムの一部だとiOSが認識してしまうからだそうだ。こうした名前のWi-Fiネットワークを見かける機会は少ないと思うが、うっかり接続してしまわないように注意が必要だろう。✒  

    コーヒーは体にいいし、体に悪い

     最新の科学関連の見出しには混乱させられる。コーヒーについての最新の研究によれば体にいいこともあれば、コーヒーは悪魔の醸造物であるという"最新の研究"も見つかることがある。真実はどこにあるのか?Gizmodoが報道した。  科学的な内容が見出しで分かることはめったにない。世界は複雑であり、食べ物や飲み物との相互作用を引き出すのは意外と難しい。ほとんどの場合、重要なのは食べ物だけでなく食事のスタイルだとGizmodoは述べる。例えば加工された食品を長い間食べ続けると心臓病のリスクが高まるというが、それだけでは断言できない。  コーヒーにはカフェインのように体に急激な影響を与えるものも含め、多くの成分がぎっしりと詰まっている。コーヒーは何世紀にも渡って世界で最も人気のある食品として定着してきた。コーヒーが我々に何をもたらすのか、何をもたらさないのかについて数千、あるいは数百の研究が費やされてきたのは事実だ。  過去数年の研究だけでも、コーヒーの摂取が心不全リスクの低下に繋がると明らかになっているとGizmodoは続ける。2型糖尿病の早期犠牲を食い止め、肝臓の損傷を元に戻すのにも役立つという。だが別の研究によれば、過度のコーヒー摂取はむしろ健康状態を悪化させるそうだ。朝食の前にコーヒーを飲むと新陳代謝が台無しになるとも言われていて、緑内障のリスクを高めるという。カリフォルニア州も最近、コーヒー製品に潜在的ながんの危険性があることを示すラベルを義務付けた。さてどちらが正しいのか?  合理的な考え方としては、コーヒー関連の見出しに注意を払わなければいい。科学は完璧ではないし、多くの繰り返しに基づいて構築されていくものだ。単一の研究だけでなく全体を見るべきと言える。特に食品関係の研究は、直接的でなく2つの間の相関関係や因果関係しか示さない場合が多いという。  一般的に言えば、コーヒーが我々の健康にいいという根拠の方が有害だという根拠よりもはるかに多い、とGizmodoは結論付けた。カリフォルニア州のコーヒーの警告は、そもそもコーヒーとはあまり関係のない理由だったらしい。  コーヒーに限らず、何でも過剰摂取すれば体に害を及ぼすのは当然じゃないかと思う。例えば食事をしなければ人は生きられないが、1人で3人分食べるような過剰な食事は肥満や糖尿病のリスクを高める。朝食後に1杯といった適度な摂取量であれば健康面のベネフィットだけを得られる、という最適解をGizmodoは提示しているように思える。✒

    YouTubeはプレミアム会員のiOSユーザーにピクチャーインピクチャーを展開する

     YouTubeプレミアム購読中のiPhoneユーザーは、Androidユーザーが何年にもわたって持っていた機能を最初に体験できる。Gizmodoが報道した。  ついにiOS上のYouTubeアプリでピクチャーインピクチャーがサポートされる。iPhoneやiPadで他の画面をスクロールしながら、小さなポップアップウィンドウでビデオを視聴し続けられるようになった。  YouTubeの広報担当者は、この機能はプレミアムの定期購読者に向けて世界中で展開されていると述べた。米国のすべてのiOSユーザーに向けた大規模なローンチが進行中だという。無料ユーザーがいつになるかは明言しなかった。  アップルはすでにiOS 9のiPadとiOS 14のiPhoneでピクチャーインピクチャーの機能に対応させたが、それとYouTubeアプリで動作させることとは別の話だ。SafariやiOSショートカットで対応することはできたが、今はYouTube側の機能更新でプレミアムサービスへの登録が必要になった。  iOSに公式サポートが来ることで、Androidユーザーが何年も利用してきた機能を同様に楽しむことができるようになる。例えばNexus 6のような古い端末でさえピクチャーインピクチャーに対応していたという。  Androidの方がiPhoneよりも機能面で優れているように聞こえるが、不思議とiPhoneのブランドイメージがそれを感じさせない。逆にiPhoneが採用して有名になる機能も多く、Androidの基本戦略が問われる部分とも言える。✒

    マイクロソフトがハイブリッドな共同作業機能を持つアプリを更新する

     マイクロソフトの新しいTeamsやOfficeは、自宅やオフィス、または2つのミックスで働くことが簡単になる。  オフィスで、または自宅とオフィスのブレンドで働いている人々の課題に対処するために、マイクロソフトはTeamsやOffice 365などの機能を新しくした。  最も重要な変更の1つは、チーム会議やOneNote、Outlook、およびWhiteBoardへのFluidコンポーネントの追加だ。このFluidコンポーネントはリアルタイムまたは非同期的に作業者とリスト、テーブル、編集可能なものを共有できる。  今年の初めにマイクロソフトはTeamsのチャットやOfficeのアプリにFluidコンポーネントのサポートを追加した。これらの協力的なツールをより広範囲の生産性アプリに拡大することで、特にオフィスとリモートの混合で働く人達のコラボレーションを容易にすることを望んでいる。  「会議中により簡単にメモを取れるようにすべき」とマイクロソフトは述べた。  ミーティング中のオフィスワーカーとリモートワーカーの疎通を助けるために、マイクロソフトはTeams Roomsでのレイアウトを更新した。ビデオギャラリーを画面下部に移動させることで、会議のチャットをより見やすくする。メモやアジェンダのようなアイテムをメイン側に追加させることで、全ての参加者が同じスペースを共有しているようにする。  Whiteboardもアップデートされた。チーム全体のコラボレーションが十分でないと感じた場合、マイクロソフトは新しいUIを通じたハイブリッドワーキング、スタイラス、Office 365との多くの統合をサポートする。  Office 365との連携は特にビジネスの場で役に立つだろう。Whiteboardというアプリは日本でも使用可能だが、あまり認知度は高くないように思う。何もせず話を聞いているだけの会議よりも、チームメンバー全員が積極的に参加するディスカッションのようなイメージだ。普及には時間がかかるかもしれない。✒

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