バンコクのトンブリー地区、ワット パクナーム パーシーチャルーン(Wat Paknam Bhasi Charoen)寺院にその高さ69mの巨大な仏像はある。チャオプラヤー川を渡ってBTSスカイトレインのシーロム線に乗り、ウターカート(Wutthakat)駅で下車すればすぐだ。
頭が少し垂れているために、まるで観光客を見ているかのような印象を受ける。高さは69mで20階建ての建物とほぼ同じ、幅は40mだ。純金のように見えるが、実際には純青銅で造られているという。
2017年に建設が開始され、現在はほぼ完成している。この仏像はPhra Phuttha Dhammakaya Thepmongkolと呼ばれている。費用は1億バーツかかった。ワットパクナームはアユタヤ王朝時代の1610年頃に建立された古い寺院で、ラーマ6世の時代の1916年まで廃墟となっていた。寺院の礼拝堂や図書館には、アユタヤ時代の遺物が今でも保管されている。

仏像の隣には巨大な白い塔が見える。2012年にオープンしたプラ マハ チェディ マハー ラチャモンコン(Phra Maha Chedi Maha Ratchamongkol)は高さ80m、北部と中央地域のアートが混在している。完成までに9年を要し、費用は3億バーツかかっている。
鐘の形をしたガラスの塔は、仏陀の遺物を安置するために建てられた。プラ マハ チェディ マハー ラチャモンコンの5階にある。
この地域に住む中国人の歴史は、タクシン王の治世にまで遡ることができる。中国南部から移住した潮州人が住んでいた場所だ。彼らの中には商人もいれば、労働力を売ったり農民になった者もいた。
Source: Bangkok Post
https://www.bangkokpost.com/travel/2122375/a-place-of-temples-and-kings
