バンコクは旅行者が必ず訪れるべきリストのトップに立ってきた。活気に満ちた大都市であり、美味しいストリートフードや金の仏像、賑やかな市場、スカイラインバーなどを目当てに多くの観光客がやってくる。それ以外も発見すべきことが沢山ある。
1. 屋台の食べ物

バンコクは世界で最も活気のあるストリートフードカルチャーの本拠地であり、旅行者にあらゆる場所で驚くほど多種多様な食事を提供する。タイ風焼きそば、無数の餃子、カレーやジャスミンライス、肉厚のバーベキューの串焼き、フルーツ、揚げたデザートなど選択肢は無限にある。毎日数え切れないほどの屋台やカートが並んでいる。月曜日は屋台の定休日だ。
2. チャトチャック ウィークエンド マーケット
アジア最大の野外市場である広大なチャトチャック ウィークエンド マーケット(JJマーケット)は、お金を使いたい人にとっては最適の場所だ。衣類、靴、キッチン用品、ガラス製品、手工芸品、骨董品、ヘルスケア用品、ガーデニング用品、さらにはペット用品までここには何でも揃っている。BTSスカイトレインでMo Chit駅まで乗り、そこから歩いて500mの場所にある。土日のみの営業だ。
3. ワットポー

ワットポーの16世紀の寺院には、金箔と真珠のレリーフで優雅に飾られた全長46mの壮大な仏像の彫刻がある。バンコクで最も象徴的な名所の一つとなっている。静かな場所で瞑想しながら過ごす人が多い。寺院に入る際には控えめの服装をしよう。200バーツの入場料には無料の水、暑い日にはウェルカムドリンクなどが含まれる。
4. チャイナタウン

写真家、美食家、買い物客、人類学者。バンコクで最も古い地区の一つに詰め込まれたチャイナタウンは、屋台や宝石店、寺院、生鮮市場など騒がしく活気に満ちている。派手でカラフルなネオンサインや装飾的なランタン、ストリーマーの列にお香やジャスミンティー、焦げたにんにくの匂いなどが混ざる賑やかな場所だ。ほとんどの露天商は夜のみ営業し、月曜は閉まっている
5. ワットプラケオ王宮
荘厳なワットプラケオ王宮はかつてのタイ国王により1782年に建設され、数多くの印象的な宮殿、ホール、寺院、中庭があり、街の最大の観光名所となっている。タイで最も神聖な宗教的遺物の、エメラルド色の仏があるワットプラケオを訪れることが特に大事だ。ワットプラケオの中庭に並ぶ回廊の内壁には、有名なRamakianの壁画が描かれている。
6. ディナークルーズ

メナムチャオプラヤ川でのディナークルーズは、ロマンチックなものからユーモラスなものまで忘れられない思い出となるだろう。洗練されたプライベートシェフによる高級レストラン風のボートもあれば、派手なライトと大音量のエンターテイメント設備を備えたビュッフェ付き巨大船もある。ほとんどのクルーズ、特に最高級のものは数週間前から予約で満員になる傾向がある。
7. タイ古式マッサージ
古代のヒーリングテクニックと天然物を合わせたタイ古式マッサージは、バンコクで最高のサービスの一つだ。世界のマッサージの首都として揺るぎない評価を得ている。通りに面した安いフットマッサージから、豪華なスパでの贅沢なウェルネスパッケージに至るまで、タイ式マッサージには多くの癒し効果がある。特に観光で長い一日を過ごした後は、天国のような体験を味わえるだろう。バンコク各地の有名なスパチェーン(Health Land、Divana Massage、Asia Herb Foundationなど)では、高品質のマッサージをリーズナブルな価格で提供している。事前に予約するのが賢明だ。
8. ナイトマーケット
バンコクの有名なナイトマーケットでは、ホリデーショッピングや屋台でお腹いっぱいになるまでディナーを楽しむことができる。バンコク北部のタラットロットファイナイトマーケットでは、ファッショナブルなアートボックスや芸術的作品、ジャズ音楽のパフォーマンスで市内でも有数の洗練されたナイトライフを体験できる。対照的にパッポンナイトマーケットでは土産、マッサージ、ライブ、フードカート、ゴーゴーバーなどが混ざり合っている。両方ともBTSスカイトレインで行くことができる。
9. ジムトンプソンの家

米国の亡き起業家であるJim Thompsonは、伝統的なタイ様式の家を古くからタイの伝統と芸術作品の保管場所として使用していた。Thompsonは1967年に謎の失踪を遂げるが、彼の自宅は現在博物館になっている。中国の磁器やミャンマー、カンボジア、タイの工芸品などが飾られていて、庭園は熱帯植物と蓮の池がありミニチュアジャングルとなっている。
10. バンランプー
バンランプーはかつては貴族の居住地であり、川沿いの邸宅で溢れていた。旧市街はアンティークショップハウス、バックパッカー、公務員、自由なアーティストや学生などで占められている。
11. ショッピング

バンコクのショッピングモールは無限に広がり、歩道はあらゆる小売店の販売スペースとして機能している。オーダーメイドの仕立てには定評があり、独自の新興ファッションシーンも見られる。チャオプラヤー川沿いに新しくできたアイコンサイアムは洗練された雰囲気と伝統が入り混じっている。
12. タイ料理教室
タイ料理でお腹を膨らませるだけでなく、自分のキッチンでタイ王国の料理を作ることも人生のスパイスとなる。バンコクの料理学校は、アマチュアシェフのための格式高い料理から、レシピに困った人のための家庭料理まで様々だ。
13. キングパワー マハナコンのスカイウォーク

現在タイで最も高い建物のキングパワー マハナコンの頂上にある。地上78階、310mにぶら下がっているガラス張りのバルコニーに足を踏み入れると、背筋が凍るような体験をすることができる。1つ上にある屋外バーで疲れを癒すことも可能だ。
14. ムエタイ(タイボクシング)
バンコクの2つのボクシングスタジアムで、ムエタイと呼ばれるキックボクシングのベストファイトを楽しめる。第二次世界大戦末期に王家の土地に建てられたアールデコ様式のら茶ダムヌーンスタジアムは、比較的フォーマルな雰囲気がある。もう一つのメインステージのルンピニーボクシングスタジアムはバンコク北部にある。
15. カオサンロード

カオサンロードは地球上のどこにも真似できない。東南アジアを旅行するという開放感がバンランプのネオンに照らされた場所に集まる。数十カ国の人々とスペースを共有でき、バックパッカーから75歳の老夫婦、ヒッピー、お宅、遊牧民、探検家、あらゆる肌の色や信仰の人達がいる。
バンコクで行くべき場所はこれだけではない。歴史的な場所から最新の世界水準のビルや公園に至るまで、世界中のありとあらゆる場所から観光客を集めるだけの魅力があると言える。
Source: Lonely Planet
https://www.lonelyplanet.com/articles/top-things-to-do-in-bangkok
