テスラはフロリダに建設中の高級住宅街にソーラー、バッテリー、EV充電機を備えたエネルギーのエコシステムを提供する予定だ。Electrekが報道した。
テスラは「Full Tesla Energy Ecosystem」を提供するために、ソーラーパネルやPowerwall家庭用バッテリーパック、電気自動車の充電機を備えたエコシステムをサードパーティの業者に提供し始めた。
その他にも、新しい住宅建設業者との取引を開始し新築住宅に直接エコシステムを設置することも目指しているようだ。テスラは最近Porter、Texas、Austinでの大型取引に署名した。
Centaur US Holdingsはフロリダのパームビーチに新しいゴルフコースを建設し、その周囲に豪華なホームコミュニティを構築しようとしている。マイアミを拠点とするStrang Designによって設計されたモダンなデザインの218戸の住宅計画を発表した。テスラとの提携により、それらの住宅にエコシステムを提供するつもりのようだ。
テスラソーラーパネル、統合インバーターを備えたPowerwall+、およびテスラウォールコネクタは住宅がエネルギーの独立性を実現できるように連携する。Panther Nationalの屋根デザインとフロリダの太陽がそれらのエコシステムに理想的な景観と環境を提供する。
プロジェクトの建設は今年の末に始まる。テスラがここ2カ月で発表したいくつかのホームコミュニティプロジェクトのうちの1つだ。
テスラが単なる自動車企業ではないことを示す一例と言えるだろう。ホームアプライアンス分野にも本格進出となれば、そのうちTesla Homeというブランドも登場することになりそうだ。今後の展開が非常に楽しみなプロジェクトだ。✒