11月 23, 2025

    中国が輸入禁止にした豪州産ロブスターが香港経由で中国に入る

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    テスラが中国のGanfengとリチウムバッテリー供給契約を結ぶ

     Ganfeng Lithium Coはテスラと契約を結び、2022年から24年まで水酸化リチウムバッテリー製品を供給すると月曜に明らかになった。  Ganfengは詳細を開示しなかったものの、実際の数量と価格についてテスラからの発注書に言及した。この契約はテスラとの長期的で安定した協力を強化するために有益であるとも述べた。

    テスラはまだHertzとの契約書に署名していないとイーロンマスク氏が明らかに

     レンタカー企業のHertzが大規模な取引について発表してから1週間が経過したが、テスラCEOのイーロンマスク氏はまだ契約を結んでいないと表明した。これによりテスラ(TSLA)の株価や5%急落して1,146ドルになった。  マスク氏は月曜遅くに「Hertzに基づいた情報だとすれば、まだ契約が結ばれていないことを強調したい」とツイートし慎重な姿勢を見せた。  ただし「Hertzとの取引は我々の経済には影響を与えない」とも付け加えた。  テスラとHertzは双方ともコメントには応じなかった。  HertzのCEOであるMark Fieldsは先週、注文に含まれるのは多くがモデル3だと明らかにしていた。モデル3の価格が44,000ドルから始まると考えれば、注文全体の価値は約44億ドルとなる。

    アップルがiPhone 13の生産を優先しiPadを後回しにする

     アップルはiPadの生産量を減らすことを決めた。日経アジアが明らかにした。世界的なサプライチェーンの停滞を受け、iPhone 13の販売に支障が出ないようにリソースとコンポーネントを優先的に割り当てることにした。  だがiPadの需要はパンデミックにより増加している。昨年は6.7%増の5,320万台のデバイスが販売され、世界のタブレット市場の3分の1を占めた。  iPhone 13シリーズはiPad miniと共通のチップセットのA15 Bionicが搭載されている。今回の減産により四半期のiPadの収益に影響が出る可能性をアップルは認識しているようだ。  アナリストはアップルの決定にさほど驚いていない。iPhoneが優先されるのは当然だとCounterpoint Researchの技術アナリストBrady Wangは話す。アップルのスマートフォン販売数は年間2億台以上であり、アップルのエコシステムの中心軸となっている象徴的な製品だからだ。

    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    テスラは頭金0%で自動車を購入するためのリースの仕組みを導入する

     テスラが頭金なしで自動車を購入できる新しい仕組みを中国で導入した。週末にオンラインコンフィギュレーターを更新し、オンラインで車両を購入する際の新しいオプションを追加した。  テスラは現在現金、ローンに加えテスラファイナンシャルリースという選択肢を用意している。一定の頭金を支払った後、毎月の分割払いが行なわれて使用権を取得できる。  顧客は0から50%の頭金を支払い、期間は12カ月から60カ月を選択できる。これによりモデル3スタンダードレンジプラスを月額737ドル程度でリースできるようになった。  テスラCFOのZach Kirkhornは最新の決算発表で、EVメーカーの目標は価格を下げることであると強調した。生産コストを削減するだけでなく、購入資金の調達方法も重要だという意味だ。

     中国当局は、香港と本土側の両方で大量の豪州産ロブスターを押収した。一部の密輸業者が逮捕されている。South China Morning Postが報道した。

     5月21日の早い時間に香港北西の小さな漁村Lau Fau Shanで、4人の男性が2隻のスピードボートに冷たい発泡スチロールの箱を積み込んだ。広東省のディープベイを横切って数kmの中国本土が目的地だという。香港警察に見つかったが、1隻のボートは追跡を逃れてそのまま逃げてしまったようだ。

     だが彼らの多くの不法運搬物はそのまま置き去りにされた。押収された内容は、ここ数カ月で中国の市場やレストランに向かうはずだった甲殻類や豪州産ロブスターだった。South China Morning Postによると、こうした密輸のためのグレーな経路の取り締まりが最近進んでいるようだ。

     「密輸されたロブスターのほとんどは豪州西部産だ」と香港の海産物商は述べた。「本土の消費者はその味に慣れているから、輸入が禁止されても需要は依然として巨大だ」

     香港当局は、19,300米ドル相当の価値がある569kgのロブスターの起源を明らかにしなかったが、豪州産に特有の燃えるような赤い色ととげのある二股の触角を持っていた。中国の結婚式や宴会、パーティーでの定番の珍味だった。

     豪州の農業部門によると、2019年には豪州産ロブスターの90%が中国に輸出され、その市場は5億5,370米ドルの価値があったという。2015年に豪州自由貿易協定が調印された時に関税がなくなったことから、密輸は逆に不採算となっていた。

     輸入禁止と言いながら香港を抜け穴にするとは、いかにも中国側が考えそうなやり方と言える。密輸の方が価格も上がるだろうし、輸入禁止の方が都合よかった業者もいるかもしれない。富裕層は豪州産を楽しみ、やせ我慢を強いられるのは人民ばかりのようだ。✒