11月 23, 2025

    バンコクですべきこと15選

    Related

    マレーシアのMM2Hが厳格化され香港人は移住を諦める

     Malaysia My Second Home(MM2H)のビザプログラムの申請者は、以前よりも多くの預金や月収について証明する必要がある。South China Morning Postが報道した。  MM2Hの申請は10月から再開されるが、自国経済への貢献をより大きくするために条件を厳格化したと内務省は述べた。すべての外国人は150万リンギット(354,000ドル)の流動資産があることを証明する必要がある。  それに加えて、少なくとも40,000リンギット(9,400ドル)の月収を得なければならない。以前は10,000リンギットで許可されていた。ビザの有効期間も5年間に半減し、申請先も観光局ではなく入国管理局に変更される。  内務省事務局長のWan Ahmad Dahlanはビザ保有者の上限にまで言及した。マレーシア総人口(3,270万人)の1%に満たないようにするという。  香港の労働者にとっては、MM2Hプログラムの厳格化に加えて政治的混乱も申請を躊躇する理由となる。マレーシアの広々とした家、リラックスした生活スタイル、およびリーズナブルな生活費にも関わらずだ。  「引退するのには最適な場所だと思っていたが、政情不安のために気が変わった」と匿名の香港の専門家は話している。  MM2HビザエージェントのOngは、現在約1,200人の香港パスポート所持者が北西部のペナンに住んでいると推定している。パンデミックが発生する前は手ごろな価格であり、多くの香港人を魅了していた。  「子供達はインターナショナルスクールで勉強するのが好きだ。香港で働く父はマレーシアとの間を往復していて、一緒に休暇を過ごすこともある。彼らは人生を楽しんでいる」とOngは述べた。  Global...

    タイプーケットのサンドボックス計画が中止になる恐れ

     プーケットのCOVID-19の症例がタイ政府の定めた限界値を超えてしまった。7月27日の週までに、合計125件の感染者を記録したからだ。Bloombergが報道した。  プーケットでの感染者数の増加は、他の観光依存国のモデルとしては最悪の状態に近付きつつある。症例数の合計はプログラムの一時停止を引き起こす可能性が高い。既に公立学校やショッピングモールは閉鎖され、100人以上の集会は禁止されている。  新たな症例の大部分は地元住民であり、観光客ではないとしている。7月1日以来11,800人が検査を受けたが、陽性者は26人だけだったという。  だがまだプーケットモデルを停止させるには早いかもしれない。「島は規制モードに入り活動時間は短くなった。プログラムの中止までにはいくつかの段階がある」とプーケット観光協議会のトップであるTanth Tantipiriyakijは述べた。  当局は観光客への旅行ルート制限などの規制を検討している。追加措置があればその都度決定するという。  観光客の陽性率は非常に低い状態が保たれているものの、それでも定められた閾値に対しては多くの陽性者を出してしまった。構想が万が一すべて破綻に追い込まれれば、世界の観光業は暗いものになるだろう。✒

    タイのプーケットに閉じ込められる観光客が出始める

     プーケットのサンドボックススキームで訪問していたタイ国内からの観光客は、フライトのキャンセルにより厳しい移動制限に直面している。The Straits Timesが報道した。  バンコクとプーケットの国内便が2週間の"休暇"に入ったことは、一部の観光客にとって大きな問題となっている。サンドボックス計画の下でプーケットに入り、その後バンコクの年老いた両親の家を訪問する予定だったタイ国民は2日間の陸上移動を余儀なくされることになった。  「プーケットで立ち往生するのではないかと心配したが、すぐに選択肢を検討することにした」と50代のパートタイム翻訳者は述べた。変化に対して精神的に備える必要があると付け加えた。  タイではここ数週間でCOVID-19の症例が急増している。プーケットでは比較的抑えられていたものの、先週金曜日には18人の症例が報告された。サンドボックスが始まって以来最大の数だ。  先週初めにプーケットはすべてのパブ、バー、娯楽施設を閉鎖した。またショッピングモールの営業時間や一部企業の操業、大規模なパーティーなどを厳格に規制している。  タイ国内の移動が不自由になってしまったのは、プーケット以外のタイ各地への移動を計画していた観光客にとっても現地業者にとっても打撃となる。7月1日に始まってからまだ1カ月も経たないうちに新規感染者数も急増し、早くも計画に暗雲が垂れ込め始めている。✒

    タイのプーケット当局がコロナ制限の強化を決める

     プーケット当局は、タイ国内も含めて到着する全ての人が陰性証明書を提示することを義務付けた。The Phuket Newsが報道した。  新しい規制は7月20日の深夜0時から発効される。コロナパンデミック対策を強化する動きは、プーケットのNarong Woonciew知事が議長を務めた会議で決定された。新しい感染例は最近島に到着した人々が中心だという。  また毎日確認される新たな感染者数も、指定された基準を超えつつあると知事は付け加えた。  新しい命令では、すべての到着者はワクチンを接種するか、COVID-19に感染後退院してから90日以内である必要がある。それに加えて陰性証明書が必要ということだ。過去7日間に発行されたテストの結果を提示する必要がある。  この命令は現在プーケットに滞在中の人に適用されるかどうかは明らかではないが、プーケットのPiyapong副知事によれば「プーケット滞在者はプーケットのみに滞在する」という。  現在サンドボックスを実施中のプーケットだが、新たな感染者の詳細については明らかにされなかった。あまりに増えすぎると中止になるそうだ。タイ国内への移動も厳しく制限されるとのことで、プーケット以外のタイ国内を旅行して回るようなプランは考え直す必要がありそうだ。✒

    デジタルノマドに最適な都市ランキングで上海が最下位になる

     75の都市をランク付けした結果、メルボルンやドバイ、ロンドン、シンガポールなどが上位10位にランクインした。South China Morning Postが報道した。  世界的な在宅勤務の傾向が強まる中、いわゆるデジタルノマドに優しいビザを提供する政府は高い評価を得ている。COVID-19の制限により多くの人が自宅で仕事をすることを余儀なくされているが、何年もの間遠隔地で生活し働いている人もいる。  デジタルノマドは生活費が低く、ソーシャルネットワーキングの機会などがあることから一部の人はインドネシアのバリ島やタイのチェンマイなどの場所を支持している。だが今回のランキングでは上位には入らなかった。  ベルリンを拠点とする住宅プラットフォームのNestpick.comによる新しい調査では、オーストラリアのメルボルンが1位となっている。この調査では「コストとインフラ」「法律」「自由度」「住みやすさ」などの16の要素を考慮に入れて、世界の最も住みやすい75の都市の在宅勤務への適合性を評価した。  2位から4位はドバイ、シドニー、エストニアのタリンとなっている。外国人が追加の許可なしに遠隔地で働くことを可能にしている都市だ。  デジタルノマドビザがなくてもランクが高いのは東京とシンガポールだ。家賃が高いにも関わらず、だ。それぞれ6位と7位にランクインした。一方香港は14位で、家賃の高さや大気汚染、騒音などの環境面で最悪の評価を得ることになった。  75都市で最悪だったのはワースト順に中国の上海、モロッコのMarrakech、コロンビアのMedellinだ。上海が世界最悪の都市になったということだ。これは環境汚染や法律の自由度、デジタルノマドビザの不在などが関係しているものと思われる。  デジタルノマドビザがない国で最も順位が高かったのは5位のロンドンだった。カナダにも同様のビザはないがランキングは高く、9位にモントリオールと12位にトロントが入っていた。一方米国は13位にシカゴだけがランクインしている。パンデミックを契機に、様々な国に滞在してみるのもいいかもしれない。✒

     バンコクは旅行者が必ず訪れるべきリストのトップに立ってきた。活気に満ちた大都市であり、美味しいストリートフードや金の仏像、賑やかな市場、スカイラインバーなどを目当てに多くの観光客がやってくる。それ以外も発見すべきことが沢山ある。

    1. 屋台の食べ物

    Shutterstock

     バンコクは世界で最も活気のあるストリートフードカルチャーの本拠地であり、旅行者にあらゆる場所で驚くほど多種多様な食事を提供する。タイ風焼きそば、無数の餃子、カレーやジャスミンライス、肉厚のバーベキューの串焼き、フルーツ、揚げたデザートなど選択肢は無限にある。毎日数え切れないほどの屋台やカートが並んでいる。月曜日は屋台の定休日だ。

    2. チャトチャック ウィークエンド マーケット

     アジア最大の野外市場である広大なチャトチャック ウィークエンド マーケット(JJマーケット)は、お金を使いたい人にとっては最適の場所だ。衣類、靴、キッチン用品、ガラス製品、手工芸品、骨董品、ヘルスケア用品、ガーデニング用品、さらにはペット用品までここには何でも揃っている。BTSスカイトレインでMo Chit駅まで乗り、そこから歩いて500mの場所にある。土日のみの営業だ。

    3. ワットポー

    Shutterstock

     ワットポーの16世紀の寺院には、金箔と真珠のレリーフで優雅に飾られた全長46mの壮大な仏像の彫刻がある。バンコクで最も象徴的な名所の一つとなっている。静かな場所で瞑想しながら過ごす人が多い。寺院に入る際には控えめの服装をしよう。200バーツの入場料には無料の水、暑い日にはウェルカムドリンクなどが含まれる。

    4. チャイナタウン

    Shutterstock

     写真家、美食家、買い物客、人類学者。バンコクで最も古い地区の一つに詰め込まれたチャイナタウンは、屋台や宝石店、寺院、生鮮市場など騒がしく活気に満ちている。派手でカラフルなネオンサインや装飾的なランタン、ストリーマーの列にお香やジャスミンティー、焦げたにんにくの匂いなどが混ざる賑やかな場所だ。ほとんどの露天商は夜のみ営業し、月曜は閉まっている

    5. ワットプラケオ王宮

     荘厳なワットプラケオ王宮はかつてのタイ国王により1782年に建設され、数多くの印象的な宮殿、ホール、寺院、中庭があり、街の最大の観光名所となっている。タイで最も神聖な宗教的遺物の、エメラルド色の仏があるワットプラケオを訪れることが特に大事だ。ワットプラケオの中庭に並ぶ回廊の内壁には、有名なRamakianの壁画が描かれている。

    6. ディナークルーズ

    Shutterstock

     メナムチャオプラヤ川でのディナークルーズは、ロマンチックなものからユーモラスなものまで忘れられない思い出となるだろう。洗練されたプライベートシェフによる高級レストラン風のボートもあれば、派手なライトと大音量のエンターテイメント設備を備えたビュッフェ付き巨大船もある。ほとんどのクルーズ、特に最高級のものは数週間前から予約で満員になる傾向がある。

    7. タイ古式マッサージ

     古代のヒーリングテクニックと天然物を合わせたタイ古式マッサージは、バンコクで最高のサービスの一つだ。世界のマッサージの首都として揺るぎない評価を得ている。通りに面した安いフットマッサージから、豪華なスパでの贅沢なウェルネスパッケージに至るまで、タイ式マッサージには多くの癒し効果がある。特に観光で長い一日を過ごした後は、天国のような体験を味わえるだろう。バンコク各地の有名なスパチェーン(Health Land、Divana Massage、Asia Herb Foundationなど)では、高品質のマッサージをリーズナブルな価格で提供している。事前に予約するのが賢明だ。

    8. ナイトマーケット

     バンコクの有名なナイトマーケットでは、ホリデーショッピングや屋台でお腹いっぱいになるまでディナーを楽しむことができる。バンコク北部のタラットロットファイナイトマーケットでは、ファッショナブルなアートボックスや芸術的作品、ジャズ音楽のパフォーマンスで市内でも有数の洗練されたナイトライフを体験できる。対照的にパッポンナイトマーケットでは土産、マッサージ、ライブ、フードカート、ゴーゴーバーなどが混ざり合っている。両方ともBTSスカイトレインで行くことができる。

    9. ジムトンプソンの家

    Shutterstock

     米国の亡き起業家であるJim Thompsonは、伝統的なタイ様式の家を古くからタイの伝統と芸術作品の保管場所として使用していた。Thompsonは1967年に謎の失踪を遂げるが、彼の自宅は現在博物館になっている。中国の磁器やミャンマー、カンボジア、タイの工芸品などが飾られていて、庭園は熱帯植物と蓮の池がありミニチュアジャングルとなっている。

    10. バンランプー

     バンランプーはかつては貴族の居住地であり、川沿いの邸宅で溢れていた。旧市街はアンティークショップハウス、バックパッカー、公務員、自由なアーティストや学生などで占められている。

    11. ショッピング

    Shutterstock

     バンコクのショッピングモールは無限に広がり、歩道はあらゆる小売店の販売スペースとして機能している。オーダーメイドの仕立てには定評があり、独自の新興ファッションシーンも見られる。チャオプラヤー川沿いに新しくできたアイコンサイアムは洗練された雰囲気と伝統が入り混じっている。

    12. タイ料理教室

     タイ料理でお腹を膨らませるだけでなく、自分のキッチンでタイ王国の料理を作ることも人生のスパイスとなる。バンコクの料理学校は、アマチュアシェフのための格式高い料理から、レシピに困った人のための家庭料理まで様々だ。

    13. キングパワー マハナコンのスカイウォーク

    Shutterstock

     現在タイで最も高い建物のキングパワー マハナコンの頂上にある。地上78階、310mにぶら下がっているガラス張りのバルコニーに足を踏み入れると、背筋が凍るような体験をすることができる。1つ上にある屋外バーで疲れを癒すことも可能だ。

    14. ムエタイ(タイボクシング)

     バンコクの2つのボクシングスタジアムで、ムエタイと呼ばれるキックボクシングのベストファイトを楽しめる。第二次世界大戦末期に王家の土地に建てられたアールデコ様式のら茶ダムヌーンスタジアムは、比較的フォーマルな雰囲気がある。もう一つのメインステージのルンピニーボクシングスタジアムはバンコク北部にある。

    15. カオサンロード

    Shutterstock

     カオサンロードは地球上のどこにも真似できない。東南アジアを旅行するという開放感がバンランプのネオンに照らされた場所に集まる。数十カ国の人々とスペースを共有でき、バックパッカーから75歳の老夫婦、ヒッピー、お宅、遊牧民、探検家、あらゆる肌の色や信仰の人達がいる。

     バンコクで行くべき場所はこれだけではない。歴史的な場所から最新の世界水準のビルや公園に至るまで、世界中のありとあらゆる場所から観光客を集めるだけの魅力があると言える。

    Source: Lonely Planet
    https://www.lonelyplanet.com/articles/top-things-to-do-in-bangkok