ワクチンを接種した観光客が検疫なしで訪問できる「プーケットサンドボックス」で経済復活への期待を抱いている。Lifestyle Asiaが報道した。
木曜日にはイスラエル、UAE、カタール、シンガポールからのフライトで約200人の乗客が島に着陸した。最初の25人の旅行者は正午までにエティハド航空のフライトで到着し、スクリーニング手順を受けた。
UAEのOmar Al Raessiは「2年間旅行しなかったが、気分を変えるためにサンドボックスを選んだ」とAFPに語った。8日間リラックスして過ごすという。
英国人観光客は1カ月滞在するようだ。「私の子供がここに住んでいるので、会うつもりで来た」と語った。
この計画によりプーケットを訪れた観光客は、最終的に14日間の検疫を受けることなくタイの他の場所に向かうことができる。ホテルに閉じ込められずに済むのは素晴らしいことだ、とフランスのコンサルタントBruno Souillardは話す。
今回の計画が成功裏に終われば、タイは対象地域を10月から全国に拡大するという。タイの他の地域の感染状況は深刻だが、プーケットだけは高いワクチン接種率でほぼ無傷に近い。最初の2週間がカギと言えそうだ。✒