Gizmodoの記事一覧

    テスラのサイバートラック販売は2022年に延期される

     テスラのWebサイトの注文ページによれば、サイバートラックは2022年に入手できるようだ。Gizmodoが報道した。  テスラCEOのイーロンマスク氏は、目標やタイムラインを達成するのがあまり得意ではないことでよく知られている。よって、ブレードランナーに出てきそうな同社初の電動ピックアップトラックのサイバートラックが延期されても何も不思議はない。  Electrekの記者が土曜にテスラのWebページにアクセスしたところ、サイバートラックの注文ページに「2022年に生産完了が近付けば注文できます」という表記を見つけたそうだ。このメッセージはサイバートラックの3つのモデル(シングルモーターRWD、デュアルモーターAWD、トライモーターAWD)すべてで表示されるという。  テスラは2019年にサイバートラックを発表した際には、2021年後半には生産を開始すると述べていた。  何事も約束通りにはいかない。多少遅れてでも入手できるのならば、1年程度の遅延は許容範囲だろう。過去にはニューヨークで実際に走っている様子も目撃されているから、性能自体に問題はないと思われる。✒

    グーグルのホームセキュリティカメラNest Camの新製品が続々登場

     グーグルがセキュリティカメラのラインナップを刷新した。新しいNest Camファミリーは、ホームセキュリティを合理化および簡素化する。Gizmodoが報道した。  新しいNestカメラのラインナップはGoogle Nest Doorbell(179ドル)、照明付きのGoogle Nest Cam(279ドル)、電池式の屋内外のGoogle Nest Cam(179ドル)、第2世代の有線の屋内監視用Google Nest(99ドル)の4つで構成されている。  玄関を監視したい人は新しいNest...

    Google Pixel 6ではグーグル独自設計のプロセッサが搭載される

     グーグルがPixel 6を今年後半に正式リリースする。グーグルが独自に設計した初のチップが搭載されるようだ。Gizmodoが報道した。  Gizmodoはグーグルのデバイス&サービス部門の上級副社長であるRick Osterlohと話をして、Pixel 6の新機能に関する情報を聞き出した。Google Tensorと呼ばれるグーグルが初めて設計したプロセッサを使った最初のPixelとなるようだ。  「我々のチームの使命は、AIソフトウェアとハードウェアの組み合わせで最高のデバイスを作り上げることだ」とOsterlohは語る。  現在Amazon.comではPixel 5が販売されている。Amazon.co.jpでもPixel 5は見つかった。価格はあまり変わらないようだ。Pixel 5ではレジンコーティングが施され、バッテリーをシェアしたりライブビューと呼ばれるGoogleマップの機能で友達の位置を表示したりする新機能が話題になった。Pixel 6ではプロセッサ以外の機能追加にも期待したいところだ。✒

    Amazon Kindleの古いバージョンはモバイル通信が不可能になる

     何世代も前の古いKindleを所有している場合、重要な機能であるインターネットアクセスが不可能になる恐れがあるようだ。Gizmodoが報道した。  多くの通信事業者が4Gおよび5Gのカバー範囲拡大に注力するために、古い2Gおよび3Gのネットワークをシャットダウンあるいは解体し始めているという。今年後半にも起こる可能性がある。  最も大きな影響を受けるデバイスは第1世代と第2世代のKindle、第2世代のKindle DXだ。これらの端末にはWi-Fi接続のサポートがないことから、通信が止まれば新しい本をダウンロードできなくなる。ただし既にダウンロードしてある作品は閲覧できる。  第3世代から第8世代のKindleも同様の影響を受けるものの、Wi-Fiに対応していることから引き続き使用可能だ。  アマゾンは新しいKindle PaperwhiteあるいはKindle Oasisの購入に向けて、古い端末の所有者向けに最低でも50ドルの割引と15ドルのeBookクレジットを提供する。これらのオファーは8月15日に期限切れになるとのことで、すぐに行動すべきだとGizmodoは強調する。  対象となるのは米国の顧客のみだが、もし第1世代のKindleだけを10年以上使用していた場合には第10世代のKindle Oasisが無料で入手できるようだ。第1世代と第2世代を両方使用した場合は、70ドルの割引+25ドルのeBookクレジットのみになってしまう。アカウント情報からどの端末を使用したかがすぐ分かるからこそのサービスと言える。✒

    iPhone 14はチタン製になる

     2022年に発売されるiPhone 14のラインナップは、チタン合金製のシャーシを備えたハイエンドモデルを含むアップグレードとなるようだ。Gizmodoが報道した。  JPモルガンチェースのアナリストレポートからのものであり、来年のiPhoneの最も重要な設計変更の1つとなるはずだ。MacRumorsによれば、最近の2つの特許出願が噂にいくらかの信憑性を与えるという。  1つはチタンをより光沢のある仕上がりにする方法で、もう1つは指紋を減らすための酸化物コーティングについてだ。どちらも家庭用電化製品に関するチタンの弱点に対処している。  アップルがチタンを使用したのはこれが初めてではない。Apple Cardや特定のApple Watchなどが該当する。これまでのところiPhoneに関してはアルミニウムとステンレス鋼に固執しているようだ。チタンは強力かつ軽量な素材なことから、端末の軽量化にも貢献するだろう。  iPhone miniは14のラインナップから消える可能性もある。JPモルガンのレポートによれば、14は6.1インチが2台と6.7インチが2台となるようだ。またiPhone 13に関しては、iPhone 14ほど劇的な変化はもたらさないだろうともしている。2022年はiPhoneにとってのスーパーサイクルとなり、搭載される新機能が例年よりも多くなるという。  アルミニウムでも十分に軽量かつ頑丈だと思われるが、チタンともなればそこに高級感が加わることになる。その分価格も上昇することが想定される。ブランド化されたiPhoneの購買者はminiをもはや必要としないほど高級なスマートフォンに多くの価値を見出しているのかもしれない。✒

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    テスラが中国のGanfengとリチウムバッテリー供給契約を結ぶ

     Ganfeng Lithium Coはテスラと契約を結び、2022年から24年まで水酸化リチウムバッテリー製品を供給すると月曜に明らかになった。  Ganfengは詳細を開示しなかったものの、実際の数量と価格についてテスラからの発注書に言及した。この契約はテスラとの長期的で安定した協力を強化するために有益であるとも述べた。

    テスラはまだHertzとの契約書に署名していないとイーロンマスク氏が明らかに

     レンタカー企業のHertzが大規模な取引について発表してから1週間が経過したが、テスラCEOのイーロンマスク氏はまだ契約を結んでいないと表明した。これによりテスラ(TSLA)の株価や5%急落して1,146ドルになった。  マスク氏は月曜遅くに「Hertzに基づいた情報だとすれば、まだ契約が結ばれていないことを強調したい」とツイートし慎重な姿勢を見せた。  ただし「Hertzとの取引は我々の経済には影響を与えない」とも付け加えた。  テスラとHertzは双方ともコメントには応じなかった。  HertzのCEOであるMark Fieldsは先週、注文に含まれるのは多くがモデル3だと明らかにしていた。モデル3の価格が44,000ドルから始まると考えれば、注文全体の価値は約44億ドルとなる。

    アップルがiPhone 13の生産を優先しiPadを後回しにする

     アップルはiPadの生産量を減らすことを決めた。日経アジアが明らかにした。世界的なサプライチェーンの停滞を受け、iPhone 13の販売に支障が出ないようにリソースとコンポーネントを優先的に割り当てることにした。  だがiPadの需要はパンデミックにより増加している。昨年は6.7%増の5,320万台のデバイスが販売され、世界のタブレット市場の3分の1を占めた。  iPhone 13シリーズはiPad miniと共通のチップセットのA15 Bionicが搭載されている。今回の減産により四半期のiPadの収益に影響が出る可能性をアップルは認識しているようだ。  アナリストはアップルの決定にさほど驚いていない。iPhoneが優先されるのは当然だとCounterpoint Researchの技術アナリストBrady Wangは話す。アップルのスマートフォン販売数は年間2億台以上であり、アップルのエコシステムの中心軸となっている象徴的な製品だからだ。

    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    SpaceXのハロウィーン打ち上げが天候により延期される

     SpaceXはハロウィーンの日曜日に4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げる予定だったが、NASAとの協議の結果大西洋の気象条件が思わしくなかったことから今週水曜に延期されたようだ。  NASAの報道官は打ち上げが11月3日水曜日の午前1:10ETになったとツイッターで発表した。ケネディ宇宙センターで行なわれる予定だ。  今回打ち上げられる宇宙飛行士は軌道に入り、既に働いている7人のメンバーと合流して科学ミッションに従事することになる。SpaceXにとって4番目の有人ミッションであり、民間宇宙飛行全体では5番目だ。  SpaceXが今回使うドラゴン宇宙船は合計30回の打ち上げに使われ、最大7人の乗員を運ぶことができる。そのまま宇宙ステーションにまで到達できる最初の民間宇宙船となっている。