中国共産党の検査官は、2カ月に渡る検査の結果キャンパスで根深い政治的問題を発見したようだ。South China Morning Postが報道した。
中国当局は中国の教育関係者と大学に対し、イデオロギー教育を強化しキャンパスで共産党の規律を実施するように指示した。会合には教育省の高官と委員会の監督下にある31の大学のトップマネージャーが参加している。
中央規律検査委員会(CCDI)によると、検査官は多くの一般的で根深い問題を発見したようだ。「いくつかの学校は、新しい時代を迎えるにあたりイデオロギーの仕事を怠り様々なリスクを引き起こした」としている。
報道によれば、5月から15チームの検査官が省と大学の党ユニットをチェックするために割り当てられた。調査対象には北京の北京大学や清華大学、上海の復旦大学、交通大学などが含まれる。
具体的なリスクについては不明確だったが、党の厳しい規律を守る準備ができていなかったものと思われる。中国の教育は”大革命”とも言える変革を迫られることになりそうだ。✒