グーグルと独占禁止法に関する規制当局や検察との戦いは激化したが、それでもハイテクの巨人は凄まじい利益を計上している。Cnetが報道した。
6月30日までの四半期決算で、グーグル親会社のアルファベットの売上高は618.8億ドルとなりアナリスト予想の561.5億ドルを上回った。四半期収益としては過去最大を更新したようだ。
1株当たりの利益は27.26ドルで、これまたアナリスト予測の19.34ドルを上回っていた。
CEOのSundar Pichaiは声明で「第2四半期は消費者のオンライン活動の増加と宣伝支出の幅広い伸びを反映している」と述べた。
バイデン政権はシリコンバレーの巨人への独占禁止法調査を強化している。検索やオンラインアドバータイジング、Androidなどあらゆる面でグーグルの優位性を調査するために合計36州が訴訟を起こしている。
独占禁止法の調査に追い風を与えかねない好決算だが、株価は気にせず上昇しているようだ。バイデン政権の今後の対応に注目が集まる。✒
