イーロンマスク氏がテスラの支払いにビットコインを再び受け付けるかもしれないと示唆した後、ビットコイン価格は39,000ドルを超えた。マイニングエネルギーの50%がクリーンである、という証拠を示せればの話だが。
テスラは先月、マイニングプロセスが環境に損害を与えているとしてビットコインの支払い受付を停止した。だがマスク氏はツイートで「合理的なクリーンエネルギーによるマイニングが50%を超えると確認されれば、再び取引を許可する」と述べた。南アフリカ共和国の資産運用会社SygniaのMagda Wierzycka CEOの言葉を引用したCoin Telegraphのインタビューに答えていた。
Wierzyckaによれば、マスク氏は意図的にビットコインの価値を高めてからピーク時に売ったという。しかしテスラはこの言葉に反論し「市場の流動性を確かめるために保有分の10%しか売却しなかった」と述べている。
テスラが再びビットコインを採用するようになるまでは、しばらく時間がかかるものと思われる。現在のマイニングのシェアは依然として中国が過半数を占めていて、ほとんどが環境に悪いとされる化石燃料を利用した電力でマイニングを実行している。✒
