マイクロソフトの従業員は、9月以降はワクチン接種証明を提示しなければ米国のオフィスに入ることはできない。Cnetが報道した。
同社はまた、アップルやグーグルと同様にオフィスの再開時期そのものを9月7日から10月4日に延期した。デルタ型の感染が世界的に広がるのを受けての措置だ。
マイクロソフトの広報担当者は「パンデミックが始まって以来、従業員の健康と安全を最優先に考えている。すべての従業員、ベンダー、および建物に入る人すべてに予防接種の証明が必要になる」とCnetに対する電子メールの中で述べた。
ただし、病気やその他宗教的な理由がある場合はワクチンを接種せず自宅から来年1月まで働くことができるという。免疫を持たない要介護の家族や若すぎてワクチンを接種できない子供の親なども該当する。
オフィスを訪問する際に接種証明提示となれば、同社と取引するだけでもワクチンが必要となってくることになる。大きな変化と言える。米国以外のオフィスではどうなるのか、また一時的に免除された従業員が1月以降どうなるかといった部分は明らかにされていなかった。✒
