中国は4月から6月の間に7.9%成長したが、8%成長を予測したBloombergのアナリスト中央値調査の予測をわずかに下回った。South China Morning Postが報道した。
国家統計局(NBS)が木曜に発表したところによれば、2021年の第2四半期の中国経済は前年同期比で7.9%成長し、上半期では12.7%成長した。第1四半期の記録的な成長率である18.3%からは低下してしまった。
中国は昨年は2.3%の成長率にとどまったが、今年の成長率を6%以上と掲げている。製造業や鉱業などの指標である工業生産は5月に8.8%、6月に8.3%成長した。昨年の第1四半期は史上初のマイナス6.8%という成長率を叩き出していた。
8%の成長率予測にわずかに届かなかったということで、何らかの不都合な事態が生じているものと思われる。上半期は一層落ち込むことになり、6%を割り込む可能性もあるとみられる。✒
