インド政府が新しいインフラ計画を公表する動きは、戦略の変化を示しているとアナリストは述べる。South China Morning Postが報道した。
先月インド国防相のRajnath Singhは中国と国境を接する州に新しい橋や道路を開通させるために、2回の公表された訪問を実施した。インドのLadakh地域で最大の町と地域を結ぶLeh-Loma道路の橋の一つは、銃や戦車、重火器システムなどを運ぶための50mの頑丈な構造体だ。
インドは少なくとも50,000人の軍隊を3,488kmの支配線(LAC)に移し、ヒマラヤ西部Ladakhに焦点を当てた。引退した大佐でありジャーナリストのAjai Shuklaは、インド軍は16師団をLadakhに派遣したとThe Wireに語った。
インドの防衛スタッフのチーフであるBipin Rawatは数週間前に「今やパキスタンではなく中国が主要な脅威である」と述べた。
「インドは、中国が言い訳を必要とするならば、彼らが言い訳を思い付くであろうということを受け入れた」
インドはもはや中国の敏感さを念頭に置いていない、とインド軍の展開部隊である第50パラシュート旅団を率いた元陸軍准将は話す。「インドは中国人が何に反対するかについて気にするのをやめた」と付け加えた。
今回出てきたLadakhはニューデリーの北部に位置し、チベット西部と国境を接している要衝だ。ブータン東部にも中国と国境を接する場所がある。インド側の急な対応の変化には注目する必要がある。✒
