テスラがドライバーを監視することで、保険料を自動で計算する新しい保険プログラムが展開されるようだ。カリフォルニアのドライバーに自動車保険を提供してから2年後に、テスラは新しい本拠地のテキサスでも同様に保険を正式提供する。
Electrekが最初に報道したところによれば、ドライバーの保険料の計算方法が異なってくる。カリフォルニアでは価格は主に統計的な評価によって決定されていたが、テキサスでは運転時の行動や実績に基づいてリアルタイムで計算される。
テスラは安全スコア機能を利用してドライバーの動作を評価すると述べている。ドライバーの将来衝突する可能性を推定するために、テスラが独自に設計した指標だ。
現在のところ、フルセルフドライビングのソフトウェアはベータ版となっていて正式な公開日は未定だ。だがテスラドライバーはこの安全スコア機能を利用してウェブサイトで直接見積もりを申請できる。
ほとんどの保険会社は実際の運転とはあまり関係ない部分に基づいて保険料を引き上げている。州によっては年齢や性別、職業、クレジットスコアも考慮される。一方テスラは単一のスコアに依存している。前方衝突警告の数やハードブレーキなど5つの要因に基づいてだ。