Razerの新しいBlade 14はポータブルなシャーシにRTX 3080 GPUを搭載できる。Gizmodoが報道した。
Razerはすでに13インチから17インチまで幅広いノートPCを製造しているが、新しいBlade 14はこれまでで最も強力な14インチのゲーミングノートPCだという。
Blade 14用に独自のユニボディアルミニウムシャーシを維持しつつ、AMDのRyzen 9 5900HXCPUとNvidiaのRTX 3080 GPUを何とか詰め込んだ。14インチのノートPCに強力なコンポーネントを搭載することは、熱の制約もあり印象的だ。ほとんどの14インチがRTX 3070で最大となるからだ。
RazerはAMD FreeSyncをサポートする2つのディスプレイオプション(144Hzのリフレッシュレートを備えたフルHD、もしくは165HzのリフレッシュレートのQHDパネル)を含むBlade 14の他の機能を軽視しなかった。Blade 14は、16GBのRAMと1TBのPCIeSSDも標準装備している。
Blade 14には2つのUSB-Cポート、2つのUSB-Aポート、フルサイズのHDMI 2.1ポート、ヘッドフォンジャック、Wi-Fi 6Eが備えられている。キーごとのRGB証明とWindows Helloで動作するIR Webカメラも搭載している。
欠点もある。AMD 5900 HXCPUとNvidia RTX 3080 GPUの価格が1,800ドルな事から、QHD画面も加えると合計で2,800ドルにもなる。14インチのノートPCとしては非常に高い金額だ。
ゲーミングPCのブランドとして有名なRazer、AMDやNvidiaでは最高水準となるCPUやGPU、高いリフレッシュレートなどハイエンドを極めたような製品だ。ノートPCには携帯性も必要から、大きすぎず小さすぎないBlade 14は人気が出そうだ。✒
