グーグルはChromebookとタブレット用の独自のプロセッサに取り組むようだ。日経アジアのレポートによれば、2023年には目にすることができるという。Gizmodoが報道した。
Pixel 6が最初にGoogleチップを搭載するという報告があったが、それに続くレポートとなる。グーグルはiPhoneで使用されるAシリーズプロセッサとM1チップによるアップルの成功に触発され、ARMベースの構築を検討し始めているという。
プロセッサを内製化するメリットは、企業自身がそのニーズに合うようにカスタマイズできる点にある。独自設計によりサプライヤーの機能制限を回避できる。
グーグルが独自プロセッサの設計を進める背景として、Androidウォッチメーカーはクアルコムのウェアラブルプロセッサが時代遅れだと感じているようだ。インテルは14nmから10nm、7nmへの移行にも苦労している。
早ければ2023年にもということで、2022年中に開発を終えるものと想定される。アップルに出遅れる形となってしまったものの、特に安価な製品ラインナップにおける性能向上に期待できそうだ。✒
