11月 23, 2025

    東京オリンピックで中国選手が毛沢東バッジを付けた件でIOCが正式調査を開始

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    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

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    テスラは頭金0%で自動車を購入するためのリースの仕組みを導入する

     テスラが頭金なしで自動車を購入できる新しい仕組みを中国で導入した。週末にオンラインコンフィギュレーターを更新し、オンラインで車両を購入する際の新しいオプションを追加した。  テスラは現在現金、ローンに加えテスラファイナンシャルリースという選択肢を用意している。一定の頭金を支払った後、毎月の分割払いが行なわれて使用権を取得できる。  顧客は0から50%の頭金を支払い、期間は12カ月から60カ月を選択できる。これによりモデル3スタンダードレンジプラスを月額737ドル程度でリースできるようになった。  テスラCFOのZach Kirkhornは最新の決算発表で、EVメーカーの目標は価格を下げることであると強調した。生産コストを削減するだけでなく、購入資金の調達方法も重要だという意味だ。

     IOCのスポークスマンMark Adamsは、中国の代表団が事件の再発を防止し調査に協力すると述べている。South China Morning Postが報道した。

     中国のBao ShanjuとZhon Tianshiはメダル授与式で毛沢東をイメージしたバッジを着用した。政治的な道具の掲示に関するIOCの規則に違反した可能性がある。自転車トラック女子チームの決勝でドイツを破り、31.895秒を記録していた。

     「これらの調査には時間がかかる。多くの人々の声を聞く必要がある」とIOCのスポークスマンMark Adamsは話した。「あらゆる種類の問題や噂が浮かんでくる。我々は関係者全員の意見を聞かなければならない」

     中国の代表団はIOCにすぐさま報告し、同様のトラブルを繰り返すことはないと保証したとAdamsは付け加えた。

     1975年に施行された五輪憲章50条によれば、オリンピックの会場やその他の場所での政治的、宗教的、人種的な宣伝は許可しないとされている。IOCは最近になり規則をやや緩和したものの、公式なセレモニーや競技場、選手村での表現などは依然として禁止されている。

     中国のオリンピック選手が毛沢東バッジを付けたのは、これが初めてではなかった。2008年に中国のバドミントン選手Lin Danが男子シングルス決勝で金色のバッジを着用していた。彼はマレーシアのLee Chong Weiに勝ち金メダルを獲得した。大会前に毛沢東の故郷を訪れ銅像に敬意を表したという。

     こうした過去の行動にも関わらず、IOCが50条を引き合いに出すことは今までなかった。だが昨年のBLMデモの活動などを受けて姿勢を転換させたようだ。7月26日にはコスタリカの選手がBLMの動きを意識したポーズを掲げ、論争の的になっている。

     これまでの大会では見逃されてきた政治的主張も、今回は厳しく取り締まることにしたようだ。調査に時間がかかるとIOCが明言していることから考えれば、何らかの厳しい措置が下るものと考えられる。仮にそうなるとすれば中国は「毛沢東バッジを槍玉に挙げる方が政治的だ」と無理筋な反論をするだろう。✒