クアルコムはすべてのAndroidスマートフォンに搭載されているチップを製造しているが、今回ASUSの助けを借りて独自のスマートフォンを発表した。Gizmodoが報道した。
クアルコムの最初の端末はiPhoneやAndroidのライバルではななく、クアルコムの技術的なショーケースとして設計されている。クアルコムは世界中に160万人のSnapdragon Insiderがいると主張している。
クアルコムはコンシューマー向けのスマートフォンを製造していないことから、実際にはASUSによって組み立てられ販売サポートされる。本体にはSnapdragonのバッジが散りばめられているようだ。
本体価格は1,500ドルと高いものの、Snapdragon 888プロセッサ(最新版の888+ではない)と144Hzのリフレッシュレート、16GBのRAM、512GBのストレージ、4,000mAhのバッテリー、AMOLEDのディスプレイが付属する。前面に24MPのセルフィーカメラ、背面に3つのカメラを搭載している。
1,500ドルにしてはさほど高機能ではないということで、購入者にはUSBケーブルやワイヤレスイヤホンなどの付属品を無料で進呈するようだ。クアルコム自体さほど有名な企業ではないだけに、なぜこのタイミングでスマートフォン製造を委託し始めたのかは非常に興味深い。✒
