Android 12のベータ版の新しいバージョンには、マイクとカメラのアクティビティインジケーター、改良されたWi-Fiコントロールなどが含まれる。Gizmodoが報道した。
グーグルは5月のGoogle I/Oで最初のAndroid 12のベータ版をリリースしたが、そのバージョンにはすべての新しいアップデートは含まれていなかった。今日グーグルはベータ版の第2バージョンをリリースした。
グーグルにとってプライバシーとセキュリティの優先度が高まる中で、新しいダッシュボードを含む多くの機能変更を計画している。アプリがどのような種類のデータを使用しているかを、よりよく確認できる方法をユーザーに提供することが目標だ。
ダッシュボードには過去24時間にマイク、カメラ、一情報にアクセスしたすべてのアプリが表示される。それだけでなく、特定のアプリが機密情報を表示しようとしたかどうかについての詳細を得ることもできる。
デバイスが何も録音していないことを確かめるために、Android 12のクイック設定メニューではマイクとカメラの切り替え機能が追加された。一度タップするだけでいずれかのコンポーネントを完全に無効にできる。アプリがクリップボードからデータを読み取ろうとするたびに警告をする通知サービスも加わる。
Androidがプライバシー機能向上に特化したのはさほど意外性はないものの、ベータ版でも普通にリリースする点は驚きだ。ユーザーにもテストに参加してもらうという試みはグーグルならではと言える。✒
