Apple Watchに装着するタイプのWristcamというカメラは、海で遊ぶ際にもシャッターチャンスを逃さない。Cnetが報道した。
Cnetの記者は1年半ぶりの休暇でWristcamを持って出かけた。独自の充電器を備えている。今年初めに利用可能になったWristcamは、Gear 2と同様のアイデアながらはるかに高度な機能を備えているという。

腕時計タイプの小さなサイズにも関わらず、前面と上向きのデュアルカメラを備えている。前方と自分の両方を撮影できるということだ。撮影した静止画やHDビデオはアプリと同期し、iPhoneのフォトライブラリにインポートできる。
一見便利そうに見えるが、Apple Watchとは別に充電が必要だ。ストラップの部分が奇妙に膨らんでいる。内部ストレージは8GBあり、Wristcamのアプリを通じてアップロードされるまで保持される。そのアプリからフォトライブラリにインポートする流れだ。
1週間の休暇中にWristcamで撮影した水上ショットを見ると、本当に楽しかった。iPhoneに防水性があると言われても信じないし絶対に海や湖に持っていこうとはしなかったが、Wristcamは違った。定格はIP68でApple Watchほど防水性があるわけではないものの、最大1mの水没に30分間も耐えられるのだ。あえて試そうとはしなかったが。
WristcamはAmazon.comで売られている。日本のAmazon.co.jpでも販売されているが、価格がやや高めだった。
大事なメインの端末が防水性だと言われても、何となく海中での使用に躊躇してしまう気持ちは非常に分かる。カメラの性能も外向きは8Mピクセル、自撮りは2Mピクセルとのことで申し分ない。ビーチリゾートや南国での休暇にぴったりのソリューションと言えるだろう。✒

