Cnetの記事一覧

    グーグルは36の州とDCで独占禁止法違反に直面する

     州検事総長のグループが水曜日にグーグルに対して訴訟を起こし、同社のAndroidアプリ向けPlayストアが独占禁止法に違反していると主張した。Cnetが報道した。  この訴訟は、Playストアを介してデジタル商品やサービスを販売する場合、グーグルが開発者に30%の料金を請求することに焦点を当てている。7月1日の時点で、開発者の収益が100万ドルに達するまでの料金は15%に下がった。  Politicoが報道するところによると、去年人気ゲームのFortniteの開発者Epic Gamesがグーグルに対して提起した訴訟が反映されているという。合計で36州とDCの司法長官がユタ、ノースカロライナ、テネシー、ニューヨーク、アリゾナ、コロラド、アイオワ、ネブラスカが主導する訴訟に参加する。  グーグルはコメントには応じなかったものの、ブログ投稿で訴訟は「無益だ」と訴えた。Androidユーザーは他のアプリストアから同じアプリをダウンロードできるとしている。  合計36州以上ということで、政党関係なくハイテク企業への締め付けが強まるものと思われる。GAFAMの他の企業にも飛び火するかが注目される。✒

    米国防総省がマイクロソフトとの契約をキャンセルする

     マイクロソフトとアマゾンが関与し法廷闘争の中心となっていた100億ドルのJEDIクラウドコンピューティング契約は、米国防総省によりキャンセルされた。Cnetが報道した。  マイクロソフトは2019年にクラウドコンピューティング契約を獲得していたが、米国防総省は「要件の進化、クラウドの会話性の向上、業界の進歩によりその契約がニーズを満たさなくなった」と述べた。  米国防総省の最高情報責任者を務めるJogn Shermanは「JEDIはニーズが異なる時期に契約された。私達は伝統的な物と非伝統的な物の両方で優位に立つべきだ」と話している。  クラウドコンピューティングの契約は10年間で最大100億ドルの価値があると予想されていたが、アマゾンはトランプ前大統領が米国防総省の意思決定に干渉し、その結果マイクロソフトに契約が渡ることになったと主張した。その後2019年11月に訴訟を起こした。  米国防総省は、JEDIの代わりとなる新しいクラウドシステムを計画しているという。マイクロソフトやアマゾンだけでなく、グーグルやオラクル、IBMなどの企業が候補となっているようだ。アマゾンのAWS広報担当者は「我々の国の軍隊を支援し、最高の技術にアクセスできるようにするというコミットメントを強力に推進したい」と述べた。  10年間で100億ドルもの売上をもたらす契約が白紙になったが、新たな別の契約を検討しているということでそこまでショッキングな報道でもなかった。再度受注を獲得できれば、改めて技術力の高さが示されることになるかもしれない。✒

    フェイスブックCEOのザッカーバーグがアメリカ国旗を手にサーフィン

     7月4日、フェイスブックCEOでビリオネアのマークザッカーバーグ氏がInstagramを更新した。そよ風に吹かれる米国の国旗を持ちながらサーフィンをしているように見える。Cnetが報道した。  ビデオではJohn Denverの"Take Me Home, Country Road"がBGMとなり、電気サーフボードに乗っているザッカーバーグ氏が映っている。InstagramとFacebookの両プラットフォームで50万回以上再生された。 https://twitter.com/leahmcelrath/status/1411786856065290245  どうやらこの動画はあまり好評ではなかったらしく、すぐに多くの人が怒り始めたという。「今までで最悪の動画」「お金のせいで、億万長者は信じられないほど奇妙なことをする。もしくは奇妙だからこそ億万長者になれる」といったコメントが並んだ。中にはディープフェイクを疑う人物もいた。  炎天下のビーチならまだしも、明らかに寒そうな湖らしき場所でわざわざサーフィンをする様子が何とも言えない。このまま故郷に戻って帰ってこないのか…という想像をしてしまいかねない奇妙な動画だった。✒  

    YouTube TVアドオンで4Kストリーミングやオフラインダウンロードが可能に

     ライブTVストリーミングサービスは、基本的な月額65ドルの価格に5.1サラウンドや優れたスポーツ検索も追加する。料金は月額20ドルだ。Cnetが報道した。  ケーブルテレビに取って代わるように設計されたGoogleのライブTVストリーミングサービスのYouTube TVは、月曜から4K Plusと呼ばれるアップグレードパッケージを追加できる。これは来たる2020年東京オリンピックやMLBオールスターゲームなどのライブスポーツを含むテレビ番組を、4KとHDRで配信するものだ。  基本的なYouTube TVサービスは月額65ドルで、4K Plusを追加すると月額85ドルとなる。ただし新規ユーザーは1カ月の無料トライアルと初年度の月額が10ドルに割り引かれるから、合計で75ドルだ。  このアドオンを使用すると、加入者はサービスのクラウドDVRから番組をダウンロードしてオフラインで視聴できる。自宅での無制限の同時ストリーミングも提供される。  今後数週間で一部のデバイスに展開されるサラウンドオーディオは、アドオンを購入しなくても利用できる。5.1チャンネルのドルビーオーディオだ。最もリクエストが多かった機能だという。  YouTube TVはYouTube本体とは別の米国内専用サービスだが、こうしたスポーツ観戦に特化した機能追加は今年のオリンピックと来年のW杯を見据えたものだろう。85以上のチャンネルは全米のほぼすべてをカバーするものと思われる。✒    

    グーグルは働く場所により給与を増減させる

     検索の巨人グーグルは、地域ごとに給与を決定すると述べている。サンフランシスコのような物価が高い都市を離れる場合、給与は減少する可能性がある。Cnetが報道した。  グーグルは従業員がオフィス変更をリクエストしたり、完全にリモートワーカーになることを申請するツールを公開した。新しい場所への異動をリクエストした場合、その報酬は地域のレートに合わせて調整されるという。  サンフランシスコやニューヨークで働く多くの従業員にとって、他地域への異動は給与の減少を意味する可能性がある。Work Location Toolと呼ばれる新しいソフトウェアでは、場所に応じた給与の変化に関する見積もりを表示する。  「私達の新しいハイブリッド職場では、多くの従業員がどこに住みどう働くかを考えている」とグーグルの広報担当者は説明した。減額に関する方針や、ボーナスなどへの影響については特に回答しなかった。  多くの企業がすでに1年以上リモートワークを続けていることから、その後にオフィスへ従業員を戻す場合の柔軟性が重要だ。Redditなど一部企業では、すでにサンフランシスコやニューヨークといった高い都市から異動した場合でも給与を変更しないと発表している。  給与の減少幅にもよるが、それだけに留まらないようならば多くの人が大都市での勤務継続を希望するように思える。生活費が比較的安い遠くの場所から本社に通勤する人はそれなりに多いはずだ。グーグルとしてはシリコンバレーの企業文化を守りたいのかもしれない✒

    Popular

    テスラが中国のGanfengとリチウムバッテリー供給契約を結ぶ

     Ganfeng Lithium Coはテスラと契約を結び、2022年から24年まで水酸化リチウムバッテリー製品を供給すると月曜に明らかになった。  Ganfengは詳細を開示しなかったものの、実際の数量と価格についてテスラからの発注書に言及した。この契約はテスラとの長期的で安定した協力を強化するために有益であるとも述べた。

    テスラはまだHertzとの契約書に署名していないとイーロンマスク氏が明らかに

     レンタカー企業のHertzが大規模な取引について発表してから1週間が経過したが、テスラCEOのイーロンマスク氏はまだ契約を結んでいないと表明した。これによりテスラ(TSLA)の株価や5%急落して1,146ドルになった。  マスク氏は月曜遅くに「Hertzに基づいた情報だとすれば、まだ契約が結ばれていないことを強調したい」とツイートし慎重な姿勢を見せた。  ただし「Hertzとの取引は我々の経済には影響を与えない」とも付け加えた。  テスラとHertzは双方ともコメントには応じなかった。  HertzのCEOであるMark Fieldsは先週、注文に含まれるのは多くがモデル3だと明らかにしていた。モデル3の価格が44,000ドルから始まると考えれば、注文全体の価値は約44億ドルとなる。

    アップルがiPhone 13の生産を優先しiPadを後回しにする

     アップルはiPadの生産量を減らすことを決めた。日経アジアが明らかにした。世界的なサプライチェーンの停滞を受け、iPhone 13の販売に支障が出ないようにリソースとコンポーネントを優先的に割り当てることにした。  だがiPadの需要はパンデミックにより増加している。昨年は6.7%増の5,320万台のデバイスが販売され、世界のタブレット市場の3分の1を占めた。  iPhone 13シリーズはiPad miniと共通のチップセットのA15 Bionicが搭載されている。今回の減産により四半期のiPadの収益に影響が出る可能性をアップルは認識しているようだ。  アナリストはアップルの決定にさほど驚いていない。iPhoneが優先されるのは当然だとCounterpoint Researchの技術アナリストBrady Wangは話す。アップルのスマートフォン販売数は年間2億台以上であり、アップルのエコシステムの中心軸となっている象徴的な製品だからだ。

    アップルのHomePod miniが5色展開で購入可能に

     HomePod miniは印象的なサウンドを提供しながら、iPhoneとシームレスに連携し、Siriのインテリジェンスも備えている。スマートホームの基盤となるだろう。  HomePod miniは白とスペースグレーに加えてオレンジ、黄色、青の大胆な新色を展開させた。あらゆるスペースで個性的なスタイルを表現するためだ。価格はわずか99ドルとなる。  3.3インチの高さのHomePod miniは、小さなサイズのスピーカーで予想外に大きなサウンドを提供するための革新的な機能を搭載している。計算されたオーディオにより豊かで詳細な音響体験を提供し、あらゆる角度から素晴らしいサウンドを実現する360度オーディオで部屋を充実させる。  複数のHome Podスピーカーを使用すれば、ユーザーは家中で同じ音楽を再生したり、ステレオペアを作成して没入感を体験することができる。Apple Musicともシームレスに連携する。  iPhone 13 ProはHomePod miniと相互作用する。何が再生されているかを確認したり、パーソナライズされた音楽リストを提案したり、iPhoneが近くにあると自動で音楽を再生したりもできる。

    SpaceXのハロウィーン打ち上げが天候により延期される

     SpaceXはハロウィーンの日曜日に4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げる予定だったが、NASAとの協議の結果大西洋の気象条件が思わしくなかったことから今週水曜に延期されたようだ。  NASAの報道官は打ち上げが11月3日水曜日の午前1:10ETになったとツイッターで発表した。ケネディ宇宙センターで行なわれる予定だ。  今回打ち上げられる宇宙飛行士は軌道に入り、既に働いている7人のメンバーと合流して科学ミッションに従事することになる。SpaceXにとって4番目の有人ミッションであり、民間宇宙飛行全体では5番目だ。  SpaceXが今回使うドラゴン宇宙船は合計30回の打ち上げに使われ、最大7人の乗員を運ぶことができる。そのまま宇宙ステーションにまで到達できる最初の民間宇宙船となっている。