9月 25, 2021

    シンガポール人がロックダウン中に現実逃避小説を書いてひと儲け

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     民間人の宇宙飛行士だけで構成されたSpaceX Inspiration 4ミッションが無事に完了し、フロリダ沖に着水した。Reutersが報道した。  「第2宇宙時代へようこそ」とInspiration 4ベンチャーのミッションディレクターTodd Leif Ericsonは記者団に電話会議で語った。  3日間のミッションは、ResilienceとよばれるSpaceXクルーカプセルが海にパラシュートで降下して無事に終了した。1時間以内に4人の笑顔の乗組員が1人ずつハッチから出てきた。  衛星軌道から成層圏に突入する際、摩擦熱によりカプセルの外側は1,900℃まで上昇したという。特別な換気システムを備えた宇宙飛行士の飛行服は、キャビン内部が熱くなった場合にも涼しく保つように設計されている。  最初のパラシュートが展開した時、ロサンゼルス郊外のSpaceXフライトコントロールセンターから拍手が聞こえた。カプセルの降下速度が徐々に遅くなり、着水した際にまた歓声が上がった。  2,000℃にも達するカプセルの内部は相当高い温度になっただろうが、それでも無傷で生還できるというのはすごい。SpaceXが新たな宇宙開発時代を切り開くかもしれない。✒

    テスラは2022年に130万台を生産販売する

     Wedbushの新しい分析によれば、テスラは2022年に生産台数が130万台に達するとされている。Elektrekが報道した。  自動車業界は現在のサプライチェーンの問題に頭を悩ませている。テスラも今年の生産台数が100万台を割り込む可能性があると言われていた。何とかチップ不足を乗り越えることができたものの、テキサスとベルリンのギガファクトリーは年末まで再開しないことが明らかになっている。  だがWedbush SecuritiesのアナリストDan Ivesは、テスラの今年の生産台数は90万台に到達し、2022年には130万台に成長するだろうと予想している。  アナリストのメモによれば、これはテスラが主導する今後数十年間の自動車産業を変えるEV変革の始まりに過ぎない。現在自動車全体の3%を占めるにとどまるが、2025年までに10%に達する。競争はさらに激しくなりテスラが大きな利益を得るという。  Webbushはテスラの株価目標に関しても強気だ。1,000ドルに達するとしている。  今年の生産台数がやや落ち込み、来年に大きく成長するということであれば株価も一旦下がるかもしれない。130万台の生産台数達成は決して楽観的な予測ではないと思われる。✒

    イーロンマスク氏がStarlinkは来月ベータ段階から抜け出すと語る

     SpaceXのCEOであるイーロンマスク氏は、同社の衛星インターネットサービスであるStarlinkが10月にパブリックベータフェーズを終了させると発表した。Gizmodoが報道した。  イーロンマスク氏は締め切りを守らない男として有名だ。今回の発表もあまり期待はされていない。マスク氏はツイッターで約1,800の低軌道衛星を介したStarlinkインターネットサービスのアップデートに言及した。  今年の初めには、マスク氏は「夏の終わりまでに」ベータ版から抜け出すと話していたが、9月も下旬となる今となってはその目標が達成される可能性は低い。  ベータ版が終了すれば、SpaceXは大掛かりなサービス立ち上げを始めるものと思われる。既に50万件以上の注文があることを5月に明らかにしている。  8月初旬にはOoklaインターネット速度テストで、米国のHughesNetとViasatが提供する主要な代替衛星インターネットオプションよりもはるかに高速だと実証した。米国でのStarlinkのダウンロード速度の中央値は2021年第2四半期には97.23Mbpsであり、オンライン生活のほとんどのニーズを満たす速度とされている。  10月のいつ頃になるかは分かっていないものの、マスク氏はいずれ地球上のすべての場所で衛星インターネットを使えるようにすると話している。期日通りに間に合わせることよりも、より高い品質のサービスを提供することの方が当然重要だ。✒

    iPhone 13 Proでストレージ容量1TBが登場、価格は1,600ドル

     iPhone 13 ProとPro Maxでついに1TBのラインナップが登場するようだ。前世代の2倍になる。Cnetが報道した。  これらの最高級のiPhoneは512GBだったiPhone 12 ProやPro Maxよりも高くなる。1TBの13 Proは1,499ドル、13 Pro...

    英米豪の新たなAUKUS同盟にフランスが不満を示す

     フランスは英国、米国、豪州間の新たな安全保障同盟から取り残されたことに不満を抱いている。South China Morning Postが報道した。  木曜日に3カ国が発表したAUKUS同盟は、豪州がフランスとの潜水艦取引を停止することを意味する。フランスの外相と防衛相が発表した共同声明では「米国が欧州の同盟国やパートナーを豪州との構造的パートナーシップから除外すると決めたが、後悔することになるだろう」となっている。  豪州はフランスの造船会社Naval Groupを選び400億ドルの新しい潜水艦艦隊を建造しようとしたが、製造や部品のほとんどを豪州で調達するという政府の要件により延期された。  米英豪はこの同盟を発表する際に中国については明確に言及せず、インド太平洋地域における米国の戦略的利益と安定を支持するものだと述べている。  「インド太平洋地域における米国の力を強化するだけでなく、英国をこの地域と密接に結び付けることを目的としている」と米国政府高官は話した。  日本ではほとんど報道されていないが、豪州が米国や英国から原子力潜水艦を導入することに決めたとして大きな話題を呼んでいる。英国のEU離脱は視線をインド太平洋地域に向けるためのものだったようだ。✒

     シンガポール社交界の贅沢な生活ぶりや退廃的なファッション、パーティなどを題材とした小説が出版社との契約に成功した。South China Morning Postが報道した。

     シンガポール生まれで23歳のKyla Zhaoは2017年にカリフォルニアに渡航した。今年スタンフォード大学を卒業し、コミュニケーション(メディア研究)の修士号と心理学の学士号を取得した。現在はVogus Singaporeのファッションとライフスタイルのライターを担当している。

     昨年のロックダウン中に何か楽しい本がないかと探して回ったが、好みに合った物を見つけることができなかったという。それにより自分で小説を書くことを決意した。シンガポールを舞台として人々が都市国家の高等社会に浸る様子を描いた”The Flaud Squad”という本だ。

     「パンデミックから現実逃避するために、楽しくてさわやかな本を書き始めた」とZhaoは述べた。「シンガポールを舞台にしてシンガポール人をキャラクターにしたのも、9,000マイル離れたカリフォルニアに住む自分と故郷を繋ぐ方法の1つだった」

     16歳の時にHarper’s Bazaar Singaporeで働き始めてから、Tatler Singaporeを経て現在はVogue Singaporeにいる。上流社会の生活についての貴重な洞察を得ることができたという。

     「一部のキャラクターや設定は個人的な観察の経験に基づいている。心理学を研究し、人々を動かす欲望や恐れを理解したことでキャラクターの立場を自分自身と重ね合わせられた」とZhaoは続けた。

     彼女が情熱を傾けたプロジェクトが出版社との契約に至った時、興奮と共にショックを受けたという。オークションはシンガポール時間で午前2時に終了した。出版社はBerkley PublishingとPenguin Random Houseだ。

     The Fraud Squadは2023年にリリースされるようだ。シンガポール人女性Samantha Songが名士の友人と億万長者の相続人の助けを借りて名誉ある”Fraud Squad(詐欺師団)”を構成するという物語だ。社会のはしごを登り上流階級の仲間入りをするが、その世界には暗部が存在することに気付く――。

     Fraud Squadと言えば通常警察内部に配置される詐欺捜査班のことを指し、実際そうしたTVシリーズも存在する。だがこの物語の紹介文からすると”詐欺師団”と訳すのが適切なように思える。意図的に言葉の意味をずらして小説を書いた部分に妙味があるのかもしれない。✒