テスラモデルYがムーステストと呼ばれる回避操作テストに合格し、SUVとしての敏捷性を示した。Electrekが報道した。
ムーステスト(Moose test)は、特定の車両が大きなムースのように車線上の障害物を回避できるかどうかを確かめるテストだ。電気自動車は低重心の設計となることから、これらのテストで非常に優れたパフォーマンスを発揮する。
今回のムーステストはスペインの自動車雑誌km77が実施した。4年前にはテスラモデルX、2年前にはモデル3を同じようにテストしている。
km77によれば、最初の反応やスピード、運転のしやすさなどを考えるとテスラモデルYは最高の車の1つに数えられるという。チームメンバーの1人は、時速82kmで走行した際カラーコーンに一切触れることなく通過することができた。
モデルYは実際にはSUVではないと主張する人もいる。モデル3やフォードFocusなどのセダンタイプに匹敵する俊敏性を持つという。
動画を見れば分かるように、ムースのように柔らかな動きをしつつ上手にカラーコーンを避けられた。他の車種の動画とも比較すると性能の高さがより理解できるかもしれない。✒