混雑した公共交通機関を回避するのに役立つ機能をグーグルが発表した。現在100カ国で対応しているという。Cnetが報道した。
Googleマップは100カ国の合計10,000にも及ぶ交通システムをカバーする混雑予測の機能を追加した。Ai技術、ユーザーのフィードバック、時間の経過や場所の傾向などに基づいているという。ニューヨークとシドニーに関しては、車両ごとに混雑度を表示できるようだ。例えば先頭は避けるべき、といった使い方ができる。
「パンデミックの初期に交通機関の利用者数が大幅に減ったのは当然のことだ。人々が公共交通機関に戻っている間、マップ上の混雑度は昨年に比べて50%増加している。安全性は依然として最優先事項だ」とGoogleマップの製品ディレクターのEric Tholomeは語っている。
これらの機能の更新により、ユーザーはお気に入りのショップでどの程度の時間が費やされ、どの交通機関が最も使用されているかを確認できる。Googleマップでタイムラインに場所を保存して友達と共有すれば、旅行を追体験できるといった使い方もできるようだ。
なかなか便利そうに聞こえる機能だが、日本の東京のような慢性的な満員電車が発生している都市の場合すべての車両が真っ赤という事態になりかねない。空いている時間帯などを表示できるようになればさらに便利になるだろう。✒