iPhoneユーザーにとっては福音となるかもしれない。新たな”財布”として役に立つだろう。Gizmodoが報道した。
アップルは、Apple Payを利用した”Buy Now, Pay Later(後払い)”サービスの開発を進めているようだ。匿名の情報筋によれば、このサービスは社内では”Apple Pay Later”と呼ばれているらしい。
Apple Payを利用して商品を購入した場合、2週間ごとに4回の無利子の支払いを選択することができるようだ。それより長い期間の場合は利子を支払う必要がある。このApple Pay Later機能を使うためにApple Cardを手に入れなくてもいいが、その代わりウォレットアプリから承認を申請する必要があるという。ゴールドマンサックスがパートナーシップになるとされている。
サービスの承認を受けるには、ローカルIDカードのコピーを提出する必要がある。だがハードクレジットチェックは不要だ。Apple Cardと同様に、支払いはウォレットアプリを介して管理されることになる。ユーザーは1回の購入で一時的なApple Pay Laterカードを作成できるという。
Apple Cardは現在0%の利子と3%のキャッシュバックにより毎月の分割払いでアップル製品を購入できるが、その他の製品には適用されなかった。Apple Pay Laterでは他の製品の購入も可能になる。サービスとしてのApple Payをより便利なものにするための機能だ。
iOS 15ではiPhoneがIDカード、ホテルのキー、自動車のキーの役目を果たすことになるが、Apple Pay Laterが加わればデジタルウォレット機能をさらに拡張させることができるのだ。iPhoneの使い道がさらに広がれば、バッグの中身を一層軽くすることができるだろう。✒